男達の手がお腹のあたりまで脱がされてしまった美沙の水着にかかった。
美沙の身体に残っているそのものも一気に剥ぎ取ろうとするのだが、
「ああっ‥、お願い、もう許して」
美沙は必死で水着を脱がされまいと身体をひねって抵抗を繰り返した。
「めんどうだ。こいつで縛っちまおうぜ」
その声を合図に、男達はボートの中にあった縄を手にして、背中へねじ曲げられている美沙の両手を掴む。
「ああっ‥」
そして、背中で重ね合わせた美沙の両手首に縄を巻きつかせ縛り上げた。
上半身を脱がされた水着姿で後ろ手にしばりあげられた美沙の身体は官能味を放ち、
その美しい肌と大きな乳房に、男達は恍惚とした表情で見惚れている。
「うううっ」
羞恥で赤く染まった顔を伏せて美沙は嗚咽の声を洩らしている。
両手の自由を封じられ巨大な乳房を晒け出された美沙は両腿を閉じ合わせて全身を硬くさせている。
「本当に、すごいおっぱいだ。もう、たまらない。」
「いやっ‥」
男達は美沙につめより水着に手をかけ引き下げようとするが、美沙がまた激しく抵抗する。
「おいおい、そんな両手を縛られた格好で、海の中に放り出されたらどうなるか。‥わかるだろ。」
「本気だぜ。さぁ、おとなしくするんだ。」
そう、脅された美沙が抵抗を弱めていく。
もはや男達が腰に残る水着を剥がしにかかっても美沙は何の抵抗もできないのだ。
「よし、いい娘だ」
男の手が美沙の水着に手をかけ、そしてゆっくりと引き下げていく。
「ああ‥」
美沙は真っ赤に火照った顔を自分の左肩に押し付けて羞恥に耐えている。
男達が美沙に視線を注ぎかける。そして美沙の水着は足元から抜き取られてしまった。
美沙は一糸まとわぬ姿を、海上に浮かぶボートの上で男達に晒しているのだ。
美沙のその見事な全裸のその姿に男達は見惚れている。
巨大な乳房は見事に張り切り、柔らかな膨らみの腹部からくびれた腰、
そして太腿からスラリと伸びた肢、股間の茂みは濃く盛り上がり妖しい悩ましさを漂わせていた。

「あれっ、こいつ、こんなところにニプレスしてるぜ！」
「あああっ」
そう声をだした男の手が美沙の裸体にのびる。
本来は乳首に貼り付ける肌色をした円形の絆創膏タイプのニプレスを
美沙は水着の下のコンプレックスの部分を隠すために‥おへそに貼っていたのだ‥
「なんだよ、これ！」
美沙のお腹へ手を伸ばした男がへそのあたりに貼られたニプレスに手をかけて引き剥がしていく。
(それは‥だめぇ)
美沙がそんなところにニブレスを貼ってるのは、
水着とこすれて衣擦れを起こすのを防ぐためでもあったのだが、一番はそのでっぱりを隠すのが目的だった。
「ははは、なんだ」
「ああ、いやぁ」
美沙は羞恥に染まった顔を揺すって悶えた。
美沙にとっての唯一最大のコンプレックスを男達に覚られた恥ずかしさでいっぱいになった。
「お姉さん。おもしろいおへそしているね」
男達は、美沙のコンプレックスの部分を嬲りながら裸体に手を触れて楽しむのだ‥‥

「本当に綺麗な身体してるな。この肌、透けるようだ。」
「ああ、それにしても、このおへそは、やっぱり、出べそっぽいみたいだな。」
「お姉さん。それで、こんなもの貼って隠していたのかい。」
「ふふふ‥本当だ、それなら、おもしろい事してみようか。」
「へへへ、そら、覚悟はいいかい。」
男達の言葉に美沙の顔に激しい羞恥と、そして怯えが走った。
「や‥、止めてお願い。」
男が美沙のお腹に手をのばす。
「何をするの‥、や‥、止めて、離して。」
「綺麗にくびれたみごとなウエストだ。」
男は美沙のおへそを左右から摘みあげ、そしてつねりあげていく。
「や‥、止めて、ああ‥、おそへは‥いや！」
男におへその両側の部分をつままれて、美沙のおへそがぶりゅと突起した。
出べそをより強調させるようにされて、美沙のおへそがその全貌をあらわしたようになった。
「おお‥どうだい。今度はこんなに出べそになったぜ。」
(なんで‥)　男のその行為に美沙は大きなショックを受けた。
まさか、コンブレックスである‥恥ずかしい部分をこんな風に責められるとは‥
「いやぁ‥、もう、手を離して、離してください。」
（私のおへそを‥ああ‥恥ずかしい‥いじめないで‥）
美沙は唯一にして最大のコンプレックスを嬲られる羞恥にうちふるえるのだった。

美沙をいたぶり楽しむ男達。
今度はその男達の視線が美沙の裸体のある一点に集中する。
男達がコンプレックスを嬲られ羞恥している美沙の股間の茂みを掻き分けて花肉の層を露わにしたのだ。
くっきりと浮かび上がった美沙の女の秘裂を露わに押し広げ晒け出した。
「いやっ、いやぁ、見ないで！　だめっ、そんなところ触らないでぇ！」
柔らかな花肉、その合間から突起を見せている肉芽を男達は食い入るように凝視している。
そして、男達は争うように美沙の花弁、そして肉芽に指を這わせるのだ。
美沙のその部分は、先程の伸二との行為によって、じっとりと愛液で濡れてしまっている。
「おいおい。彼氏と海の中でいちゃついてたから‥。こんなに濡らしちゃってるぜ。」
「ああ、許して‥」
しどろに溶けた粘膜の内側にまで指で弄られて、声をあげる美沙。
そこを、たっぷりと濡らしてしまっている事を知られて、美沙はさらに恥ずかしさが込み上げる。
大きな乳房に群がる手、そして恥ずかしいおへそまでも男達の手で弄ばれるのだ。
そんな男達の攻撃に美沙は、ああっ、と赤く上気した顔を左右に振り回す。
「もう、こんなに準備できてるんだ。俺達も楽しませてもらうぜ。」
(こんなところで、こんな男達に‥いや‥)
男達に押さえつけられ抱きしめられた美沙は、女体を貫かれようとしていた。
「いやよ、いや！！！」
狼狽した美沙は必死の抵抗を見せて、大声をあげて抵抗した‥

「美沙さん！！」
美沙が、もうだめ‥と思ったとき、遠くで伸二の声がした。
「お前達、何している！」
伸二が美沙の拉致されている男達のボートに向かって必死でボートを漕いでくる。
「伸二さん‥」
美沙が声をあげる。
「おいっ！　やばいぜ！　逃げろ ！！」
近づいてきたボートから伸二が飛び移ろうとしている様子を見て男達はそう声をあげた。
ボートの上の美沙をそのままにして、男達は一斉に海へ飛び込んだ。
「美沙さん、大丈夫か！」
美沙のいるボートに飛び移った伸二が、美沙のもとに駆け寄る。
「ああ‥伸二さん‥だ‥大丈夫‥です‥」
伸二は羞恥と恐怖で震えている全裸の美沙を抱きしめた。
「あいつら」
怒りに顔を上げた伸二の目に
伸二が漕いできたボートに乗り移って逃げ去っていく三人の男達の姿が映った。
「くそっ、美沙さんをこんな目に‥」
伸二は、すでに遠くまで逃げ去ってしまった男達を目で追いながら、
腕の中で震えている美沙を、しばらくの間しっかりと抱きしめつづけた。

「伸二さん‥怖かったけどもう大丈夫‥。ありがとう‥。あの‥‥こんな格好で、恥ずかしい」
しばらくして、伸二に抱かれたまま、おちつきを取り戻すと、羞恥に襲われた美沙がそう言った。
「あっ、ごめん。」
そう言って、背中で重ね合わせ両手首に縄を巻きつかせ縛り上げたままの美沙の縄を解こうと
美沙から身体を離した伸二は、そこであらためて全裸の美沙を目にした。
それは、伸二がはじめて目にする美沙の全裸姿だった。
「いやぁ、恥ずかしい。伸二さん、見ないで」
縄を解かれた美沙は、慌てて身体をひねると、大きな乳房とコンプレックスであるおへそを手で隠す。
「伸二さん、み‥見たでしょ‥」
「うん。ごめんね‥」
「あぁ‥‥」
(み、見られた‥私のコンプレックスのおへそ‥見られた‥。もうだめ‥、もうおしまいよ‥)
「美沙さん。しっかり見たよ。やっぱり‥素晴らしい！」
(えっ！！)
「美しくて、おしとやかで、性格も、そのしぐさも何もかもステキだけど‥身体も完璧だ‥」
「ほ‥ほんと‥？」
「本当さ。美沙さん‥もう我慢できないよ‥、もう一度、よく見せて」
「あんっ」
伸二は、美沙の身体を起こして、しっかりと美沙の全裸姿を目に焼き付けるのだ。
「完璧なスタイルだ。大きな胸、それにこの可愛らしいおへそも‥美沙さん、本当にすばらしいよ。」
伸二に笑われて嫌われたらどうしようと、あれだけ悩んでいたコンプレックスなのに‥‥
伸二のその優しい言葉に、
「ああ‥伸二さん。‥ありがとう。もう私、伸二さんに何されても拒まないから‥、伸二さんに全部あげる。」
美沙は瞳に涙を滲ませながら伸二に抱きついてそう言った‥‥