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 ひろひろさんのページ





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おへそコンプレックス Vol.1
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美沙は25歳、社内の男達の憧れの存在である。
美しく、おしとやかで、控えめな性格、そして細身の身体に似合わぬ大きな胸。
美人の上にスタイルバツグン、性格もいいのだから皆が憧れるのも当然といえる。
伸二はそんな美沙と同期で、入社以来ずっと美沙に恋心を抱いていた。
社内の男達にとっては、あまりの美しさに高値の花のような美沙であったが
同期入社という事で皆が羨むほど伸二とは互いに自然な感じで打ち解けていた。
二ケ月前、伸二は思い切って美沙に想いを打ち明け、交際を申し込んだ。
すると‥恥ずかしそうにしながらも意外な程にあっさりと、
美沙は伸二の申し出を受け入れてくれた。
それからの伸二はもう、毎日が夢ごこちであった。
付き合いはじめてから余計に伸二は美沙に夢中になっていった。
とにかく美沙はその全てが美しいのだ。
その上、そんなことを全く鼻にかけるところもなく、
控えめでおしとやかな性格、一緒にいるといつも伸二を立ててくれる。
もちろん伸二も、美沙をとても大切にして二人は愛を育んでいる。
二人が、はじめてのキスを交わすまでには付き合い始めてから1カ月の月日がたっていた。

そして夏がきて‥、
二人は同じ時期に休暇を取って海辺のリゾート地へ出かける約束をした。
伸二は去年の夏に社員旅行で海へ行ったときの事を思い出していた。
(あの頃は‥とても美沙さんと付き合える事になるなんて‥夢にも思ってなかったな‥)
伸二達男の目にはその時の水着姿の美沙は普段以上に美しく輝いて見えたのだ。
その時の若い女性社員達は、その若さを競うようにほとんどがビキニの水着だった。
しかし、美沙はそんな中でワンピースの水着だった。
「ビキニなんて恥ずかしくてとても‥」という美沙、
もともと、そんな恥じらいを持つおしとやかな女性なのだが‥
にもかかわらず美沙の水着姿はどの女性よりも男達の目を奪ってしまったのだ。
普通はビキニの方がスタイルがよく見えるものだが、
あきらかに美沙のスタイルの良さは群をぬいていた‥
その美沙が、今は自分の彼女であり、今回がはじめての泊まりがけの旅行である。
それを承諾してくれたという事は‥、
美沙もそれなりの覚悟をしてくれているという事である。
美沙が自分だけのためにその眩しい水着姿を見せてくれるのだ。
いや、夜になれば水着を脱いだ姿さえ‥‥、
旅行を明日に控えた伸二の胸は、今から高鳴った。

旅行を明日に控えて、美沙は悩んでいた。
伸二との泊りがけの旅行。いよいよ、伸二と結ばれる。
今まで何度もそんなチャンスはあったものの、
その都度美沙がなんとなく伸二の誘いをかわしていたようになっていた。
伸二の事は愛している‥、でも‥
伸二に自分の裸体、その全てを晒すのが恥ずかしいし、怖いのだ。
スタイル抜群の美沙が、なぜなのか‥、それには理由がある。
美沙には人に言えない、美沙本人にとっては想像を越えたコンプレックスがあったのだ。
人も羨むほど、男達が絶賛する程スタイルのいい美沙。
大きな胸、長く細い足、そしてきゅっとくびれたウエスト‥
しかし、唯一そのくびれたウエストの中で、へっこんでいる部分
その、おへそが、美沙の唯一にして最大のコンプレックスなのである。
ウエストが細すぎるせいなのか、おへそが少し出っ張っているのだ。
いわゆる出べそというやつだが、それ程極端なものではなく、
ちょっと出っ張っていて、変わった形かなと思うくらいなのだが
美沙にとっては、一生結婚もできないのではと思っている程のコンプレックスなのである。
縦すじが入ってすらっとした綺麗なおへそに美沙は憧れているのだ。
25歳の美沙は、もちろん処女ではないし、過去にはそれなりの男性経験もある。
しかし3年前に別れた元彼の、「美沙の身体って出べそじゃなければ完璧なのになぁ」
という心無い一言がトラウマとなっていて、それ以来男性との付き合いに臆病になっていたのだ。
伸二に笑われて嫌われはしないか‥それが、おへそコンプレックスの美沙の悩みであった。

旅行の当日‥
午前の内に海辺のリゾート地のホテルについた二人。
薄着のリゾートウェア姿の美沙は華やかで、おしとやかないつも以上に輝いて見えた。
ホテルの部屋に二人きりになると伸二はもう、がまんできないといったように
美沙を抱きしめて激しくキスをした。
「あっ、伸二さんたら、もう‥」
美沙もそんな、伸二のキスを素直に受け入れる。
すると、伸二は服の上から美沙の大きな胸に手をのばす。
伸二が美沙にキス以上の行為をするのはこれがはじめてといっていい程である。
「ああ‥、伸二さん‥」
はじめは少しだけ抵抗を示した美沙であったが、次第に伸二に身をまかせていく。
「美沙さん。すごい!なんて魅力的な‥、綺麗だよ。」
美沙の巨乳の感触をたっぷりと服の上から味わった伸二は美沙の服のボタンに手を伸ばす。
「あっ‥、伸二さん、こんな明るいところで‥恥ずかしいわ」
美沙は、かまわずに美沙の服をぬがせようとしてくる伸二の手を止めた。
「お願い。あとで‥。夜になってから‥」
伸二にそう言った美沙は、自分の言葉の意味に気づいて恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「せっかく二人で海まで旅行にきたのですもの‥」
「そうだね。わかった。それじゃ水着に着替えて泳ぎに行こう。」
「はい。」
美沙の気持ちを大切にしたい。
美沙の決心を確認できた伸二は、逸る気持ちを抑えてそう言うと、美沙も笑顔で答えた。

伸二が服を脱いで着替えはじめると、美沙は慌てて伸二に背を向けた。
「美沙さんも、着替えなよ。」
「ここで‥」
「そう。だめ? ‥二人だけなんだもの‥いいだろう。」
伸二に促され、小さく頷いた美沙は
「でも‥、恥ずかしいから‥、こっちを見ないで‥」
伸二に背を向けたまま、恥ずかしそうに服を脱ぎ始めた。
男性の前で服を脱ぐという行為に美沙の身体は熱気を帯びてくる。
美沙が服のボタンを外し始めた。
伸二と、美沙双方の胸のドキドキが部屋に響くようである。
上半身の服を脱いだ美沙は、今度は短めのスカートに手をかけた。
伸二はスカートを脱ぎ始めた美沙の後姿を見つめている。
スカートを脱ぎ終わった美沙が、下着だけの姿となってそこに立っているのだ。
「美沙さん、綺麗だ!」
下着姿となった美沙の官能的な全身を凝視しながら伸二はうめくように言った。
美沙の後ろ姿。腰部のはりつめた曲線や長く伸びた肢はなんとも悩ましい。
「美沙さん、お願いだ。こっちを向いて‥」
愛する伸二の要望に、振り向く決心をしかけた美沙が自分の身体を見る。
大きく膨らんだ胸の下のきゅっとしまったウエスト‥
(あっ、おへそ‥。やっぱりだめ!)
「ああ‥、やっぱり恥ずかしいわ。ごめんなさい。」
背中に伸二の視線を感じたまま、美沙はそういうと水着をもって洗面所に駆け込んだ。
(まぁ、いいか‥、あとでゆっくり)
そんな事を考えていた伸二の前に「‥ごめんなさい‥」と着替え終わった美沙が現れた。
「そんな、いいんだよ。美沙さん。綺麗だ‥」
ワンピースの水着姿の美沙は、思わずしばらくの間見とれてしまう程に美しかった‥



海に出る‥
二人が選んだのは入り江にある小さな砂浜である。そのほうが人も少なく水も綺麗なのだ。
しかし、そんな砂浜も今はトップシーズンのためカップルも多く、その姿をあちらこちらに見かける。
ビーチパラソルが咲いて色とりどりの水着が海岸を染めている。
晴天つづきの為足元の砂が熱い。
伸二が広げたビーチパラソルの下に美沙がシートをひいて、ふたりは横たわった。
浜辺に美沙が現れた瞬間から、たちまち、美沙は浜辺の注目の的となっていた。
日焼け止めを塗る美沙の姿を近くにいる男達が眩しそうな目で眺めている。
それほどに美沙の姿は美しかった。
すらりと細く長く伸びた足、大きくくびれたウエスト、
そしてワンピースの水着の胸元からのぞく大きな胸の谷間。
それほどすばらしいプロポーションの女性が水着になり肌を露出しているのだ。
「美沙さん。浜辺の男どもはみんな君の美しさに釘付けのようだ」
「いやだわ‥伸二さん。」
伸二にからかうように言われて、美沙は日焼け止めを塗りながら恥ずかしそうに俯く。
伸二は自分の彼女の美しさが誇らしく、もうその身体を見つめる視線を隠さない。
その興奮で、水着の前の部分がさっきからずっと膨らんでしまっている。
「沖に行こうか。」
「ええ。」
しばらくシートに横になってくつろいでいた二人、
伸二に腕をとってもらって美沙が立ち上がる。
伸二は美沙の腕を取って波打ち際へ歩き、二人は波を越えて腰のあたりまで水につかった。
「冷たいわ‥でも、気持ちいい」
男達の視線に火照った美沙の身体には冷たい海水が心地よかった。

「さぁ、沖へいこう」
浮き輪の二人は沖のほうへと泳いでいく。
さっきまで多くの男達の視線を浴びつづけていた羞恥が大きく、
人目のある砂浜から逃れることで恥ずかしがりやの美沙はほっとした気持ちになっている。
泳いでいく内に波が小さくなり、泳いでいる人も次第にまばらになった。
少し離れたところにボートに乗った人たちがみえるだけだ。
静かな海面で、水も透き通るように綺麗だった。
「冷たくて気持ちがいい」
「本当、水も綺麗」
二つの浮き輪がくっついて、肩までつかった海に浮かんだまま二人はキスを交わした。
美しい海と青い空、開放感に溢れた恋人達の行為としては自然な事だった。
伸二が海の中で美沙の胸に手をのばしその大きな乳房に触れ、そしてもんでくる。
「伸二さん‥、こんなところで‥」
美沙が周りを見渡す。
海上に漂っている人たちも遠くに離れて、二人が何をしているか知られる気遣いはなかった。
「‥ああ‥、伸二さん」
伸二が水着の上から美沙の身体中に手を這わせ、愛撫する。
海の中と言う事で抵抗もしにくく、それにさすがの美沙も開放的になっていたのかもしれない。
伸二にとっては自分の意志とはいえ、付き合い始めてからずっとお預けされつづけているという状態である。
美沙の抵抗がない事に、こんなチャンスはのがせないとばかりに
今度は水着のわきから直接胸に手を入れて、その豊かで柔らかな弾力を楽しむと
すでに水の中で大きく勃起してしまっている美沙の乳首をつまんだ。
「ああ‥、そんなところ」
伸二がはじめて触れた美沙の乳首は水中で勃起しているせいか、意外と大粒に感じられた。
「ああっ‥、ああ」
こんなところで、敏感な部分をいじられて、美沙はもう抵抗もできず小声で悶えるしかなかった。
(わたし‥、ああ、こんなところで、感じている‥)
水中で秘部はもうべったりと濡れている。ドロリとした愛液がながれだしてくるのが自分でもわかった。

「あっ、だめぇ」
伸二の右手が水着の脇から、下腹部に入り込んできたのだ。
さすがに、美沙は海の中で伸二の手を制そうとしたが、伸二の手はもう止まらない。
水着の中に入り込んだ伸二の指が美沙の陰毛に触れその感触を楽しんでいる。
伸二が指で秘肉に触れ開いていく。
「ああ‥、ああ」
美沙はもう、海の中で腰がくだけたような状態となって、ただただ喘ぎ声を上げている。
「あっ!」
伸二の指が、開いた秘唇の上に興奮して剥けでて顔を覗かせた大きく勃起した突起に触れると
美沙は弾かれたように声をだした。
伸二は敏感な突起をやさしく愛撫しながら、ぬめぬめと蠢く秘壁で指を遊ばせる。
「ああ‥あああっ‥」
(美沙さんが、感じている)
指を動かすと、水の中で美沙のドロリとした液が指を伝わってくるのがわかった。
「ああああっ、伸二さん」
美沙は、伸二を呼びながら顔をあげた伸二の唇を吸った。
(あっ!)
秘唇の入口に置かれていた伸二の中指が、ぬるっと簡単に秘唇の中に飲み込まれるように入っていった。
それほどまでに美沙の秘部が激しく潤っていた事に伸二は驚いた。
「あああっ、いっ」
たやすく美沙の中に入り込んでしまった指を、伸二が奥の方まで沈めていくと、美沙が喘いだ。
海の中で水着を着たまま、コンプレックスのおへそを見られるという事を気にする事もない。
そういう状況が恥ずかしがりやの美沙をいつもと違う開放的な気分にしていた。

伸二は美沙とキスをしながら左手で自分の水着をずらして硬直した熱い肉棒を取り出した。
さすがに、海の中で美沙とのはじめての行為そのものを行う気まではなかったが
相互愛撫位までは試みようと、美沙の手を掴んで、硬直した肉棒へと導いていく。
(ああ‥すごい)
伸二のものに触れた美沙は一瞬手をひっこめたが、伸二はそれを許さない。
浮き輪に両腕をかけたまま、右手は美沙の露を垂らす穴の中へ指を入れくねくねとかきまわしながら
左手は美沙の右手をつかみ自身の肉棒へ美沙の指を一本づつからませて握らせていくのだ。
「これ‥、伸二さん‥硬い」
美沙が赤く火照った顔で言うと、伸二の唇に、またキスしていく。
美沙の手は伸二を握ったままうごかない。
「美沙さん、扱くように‥、手を動かして」
美沙の唇から唇を離した伸二が美沙にいう。
「‥は、‥はい‥」
伸二に促されて、海の中での美沙と伸二の相互愛撫がはじまった。
「美沙さん、ああっ、うっ」
しばらくして伸二が喘いだ。美沙の手の中で伸二が爆発する。
伸二は激しい快感に海の中で放出しながら美沙を攻め立てる。
「ああああ、いいっ、くううっ」
気がつくと、美沙も全身を硬直させて伸二の背中に爪を立てて引きつった顔で唇をもとめていた。
ぶるぶると震えて伸二に抱きつきながら絶頂へ上り詰めて行ったのだ。

漂う浮き輪の上で二人は絶頂を迎えた快感にぐったりとなっていた。
美沙はまだ、気だるい快感がくすぶって身体の中が震えている。
「これは、まいったな。‥こんなに沖まできているよ」
伸二の声で、美沙も周りを見回した。
浜ははるかに小さくなっていて、やっと人の姿が遠くに見える程だった。
「美沙さん、浜まで戻ってボートで迎えにくるので、
流されてしまわないように、ゆっくりと浜の方へ泳いでいって下さい。」
美沙を気遣ってそう言う伸二に
「はい」と美沙が頷くと、
伸二は自分の浮き輪も美沙に預けて、ばしゃばしゃとフルスピートで浜へと泳いでいった。
美沙は、愛しい伸二が泳いでいくその姿を、頼もしそうに見つめていた‥‥。

<了>