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 ひろひろさんのページ






‥‥‥これは、今から  年前。「ひろ」19歳の時の出来事である。‥‥

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  第三章 絶頂儀式 ひろの恥態
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voice♪
「さあ、ひろさん、今度は貴女の番よ。」
優子はそういうと床に崩れ泣いているひろに無気味な笑みを浮かべて声をかける。
「一体、な、何をするんです。」
ひろは、ぞっとするような薄気味悪さを感じながら、恐る恐る優子の顔を見る。
「貴女、19歳だったわよね。」
優子がニヤニヤしながら言う。ひろが頷くと優子は、
「それじゃ、いくら処女とはいっても、経験はあるのでしょ。
すばらしい身体しているし、絶対経験ありと私は睨んでいるの。」
何の事かわけがわからずひろはおろおろした顔つきであったが、
優子は含み笑いしながらひろの耳元に口を寄せささやく。
ひろにささやきながら優子自身も羞恥に顔を赤らめている。
やっと意味のわかったひろは、
けがらわしいものを耳の中へ吹き込まれたような不快な顔つきになってのけぞるようにして顔をそむける。
「ね、した事があるのでしょ。矢島さんの前だからって格好つけなくてもいいのよ。ね、隠さずおっしゃいな。」
「そ、そんな事、した事ありません。絶対にありません。」
ひろは半泣きになって、叫ぶようにいうのだった。
勇次がへへえと驚いた顔をつくり
「今時の女子大生にしてはめずらしいな」と声をたてて笑った。
優子は再びひろに向かって言う。
「そう、貴女、本当に知らないの。なら、私が教えてあげる。」
ひろへの責めはやはりそれであったのだ。
ひろはのど元に熱っぽくこみあげてくる口惜しさと目眩が起こりそうな恥ずかしさに気が動転してしまう。
「別に怖がることはないのよ。私にまかせておきなさい。」
そういってひろを床にあお向けにする、足枷をされたままあお向けに倒された事でひろのその部分が露呈する。
「やめて下さい。嫌っ、そんな事、絶対に嫌っ」
泣き叫ぶひろにお構いなしで、勇次はひろの両手を広げさせて、左右に縛り上げ大の字に固定してしまった。
「ああ‥いっいや‥見ないでっ‥見ないで下さい‥真一さん、お願い‥ひろを見ないで。」
ひろは、その羞恥に気を失いそうな中にあってひたすら哀願のうわ言を口走るのだった。

そんなひろの願いなどもう耳には届かぬように、真一は清純な美令嬢の姿を夢のように見つめている。
優子はひろの羞恥をあおるようにしばらくそのまま美しい裸身を眺めていた。
それから‥‥、しなやかな指先を、わななくひろの陥没した乳首に這わせる。そしてやさしく摩り、そっとつまんだ。
薄桃色の乳首が指の中でひくひくとかすかにふくらみはじめ、ふるえていた。
優子はしばらく指先で愛しむように乳首をころがしていたが、やがてゆっくりと口に含んで愛撫をはじめた。
「あ、ああああっ」
ひろの、愛撫された乳頭が次第に硬化を示しだして、唇を離してみると、
それは濃い桃色を帯びて、プルンと勃起していた。
「あらっ、ひろさん。立派じゃないの。」
初々しいひろの陥没していた乳首がついにその全貌をあらわすとそれは意外にも人並み以上に大粒なものであった。
優子はもう片方の乳首にも接吻を浴びせていく。優子に双方の乳首を交互に巧みな舌で愛撫され、
「あっ‥いやっ‥うっ、ううっ‥」
とひろはその美しい顔をゆがめておもわず身悶える。
優子は割り開かれたひろの両肢に手をかける。
「いっ、いや‥‥なにをするの」
ひろはつぎに訪れそうないたぶりに首をふって、小さくいやいやをする。
優子の企みを感知したひろは、眉毛を八の字に寄せた美しい顔を黒髪ごとはげしく振りたてて必死に拒否の反応を示し、
両下肢に渾身の力をこめる。
「そう恥ずかしがらずに、目の前の矢島さんに、ひろさんのすべてを見せてあげなさい。」
優子の手であきらかにされていく黒く茂ったひろの草むら。
「‥いやっ、許してください‥‥ああ、だめっ‥‥」
絶望的な悲鳴をあげるひろの両肢は大きく開かれ、開脚されたままの姿勢のひろの両肢がびくびくと震える。
「‥ああ‥やめてっ、許して‥ああ!」
勇次が足枷を上に持ち上げるとひろの開脚された両肢は垂直に伸ばされて、
むっちりと柔軟な雪白な内股の筋肉がピーンと張り、
ひろは惨めな格好にされたわが身の恥ずかしさに赤らんだ顔を横にねじってしゃくりあげた。
優子はその視線をひろの割り裂かれた下腹部へと集中させた。
盛り上がりをみせる黒々と密集して生えた繊毛をギラついた眼差しで食い入るように見つめている。
「見事な上つきじゃないの。」
「いっ、いやっ」
優子がその部分にそっと指先を触れさせてきたので、ひろは思わず悲鳴をあげ、
優子の指先を振り切ろうとして激しく腰部をよじらせた。
「やめてっ‥ああ‥‥やめてください。」
と昂ぶった声をはりあげ、狂気したように美しく赤らんだ顔を揺さぶった。
いかに清純なひろでも‥、先程からの信じられない辱めの数々。
真一のものを、その手で握り締め絶頂へ導いてしまった行為、そして優子による乳首への愛撫によって、
自分では自覚していなくても、甘美な感覚が頭をもたげてきており、
今はその事を覚られないように必死に耐えているのであった。
自分の体内に潜在している成熟した女性としての淫らな欲望、
それがじわじわと外部へ押し出されてきたのを覚えるとひろは一層辛い思いになる。
自分の肉体はすでに熱く潤み出しているではないか。
それを優子に、勇次に、なにより真一に知られてしまったときの恥ずかしさを思うと耐えられない気持ちになる。
「やめてっ‥やめてっ。」
悲鳴をあげるひろ、そこがもう熱く熟していることを覚られる事が恥ずかしく恐ろしかったのである。
優子はそっと指先を入り口に含ませていった。

voice♪
「あらっ?」
優子が不思議そうな声をだすと、ひろは優子の次の言葉を遮るように、
「いやよ、ああ、いやよ」
と昂ぶった声をはりあげ、狂気したように美しく赤らんだ顔を揺さぶった。
「ひろさんったら‥。何よ、これ。もうこんなに濡らしているじゃないの。」
ひろは優子のその言葉にかぶせるように昂ぶった声で泣きじゃくった。
優子はほんのわずかに指先を含ませただけだが、
その指先は焼け付くように熱い樹液でじっとりと濡れてしまったのである。
「本当に、もうぐちょぐちょだわ。矢島さん、これ見てごらんなさい。」
優子はふたたびさっと指先を触れさせるとその濡れた指先を真一に示して、頓狂な声をはり上げた。
「ひろさんは、こんな風にされるのが本当は好きなんじゃなくって。」
そう言うと優子は、ひろの勃起して大粒となった乳首にふたたび手をのばしていたぶった。
優子のいった事はひろにとってショックだった。
「ああっ‥」と突然、弱みをまともに突かれたような狼狽を示し、狂気したように首を振る。
ひろは優子に、清楚な清純さという仮面を剥ぎ取られてしまったかのようにうろたえるのだった。

「ああっ‥」と優子の責めにあい、狼狽を示し、狂気したように首を振りつづけるひろ。
「さあ、仕上げにかかるわよ。」
そんなひろに優子はそういうと、ひろの下腹部に本格的な攻撃を仕掛けるのだ。
「やっ‥‥やめて‥‥いっ‥いや‥いやよ‥‥‥‥」
優子はひろの花びらを二本の指でくつろげる。
ひろのその部分はすでに充分すぎるほどに濡れている。
にもかかわらず、薄紅色の肉の壁は左右みごとに対照で処女らしくぴったりと閉じ合わさっている。
その上の小さな蕾は未発達なまま全体が包皮に包まれており、
優子の愛撫を受けると、必死に勃起しようとする。
無理やりに優子がその包皮をめくりあげると、やっとほんの少しだけその包皮の間から小さな顔を出す。
「おい、矢島。フィアンセの秘密の部分だぜ。よく、見ろよ。」
「そっ、そんな‥いっ嫌っ!」ひろが激しく狼狽する。
「しっ、真一さん、嫌、嫌っ、私を‥ひろを‥見ないで、お願い‥」
真一と視線を合わせたひろが、また狂乱し、口走るが、
真一は愛しい美令嬢のその部分をなすすべもなく見つめながら、そのような淫らな姿に声を失うのだ。
「もうこんなにびしょ濡れなのに、なんて清純な佇まいなの。」
優子はそう言いながら、今度はそこに唇をつけると、巧みな愛撫を小さな可愛い蕾に繰り返す。
生まれて始めての舌と唇による愛撫を敏感な小さな蕾にうけ、
ひろは悲痛な喘ぎを洩らして、胸を大きくのけぞらせた。
「‥あっ‥ああっ‥ああああっ」
小さな蕾は精一杯に勃起して、その部分から押し寄せる甘く切ない快美感にひろは喘いだ。
優子はひろの蕾からいったん唇を離すと、勇次とともに割り裂かれた両肢を持ち、
さらに高く頭の上にまで反るように持ち上げる。
開脚されたままの両肢は勇次がしっかりとささえてしまう。
この世のものとも思えない、開脚姿勢を取らされて、ひろのその部分は凄まじいまでに露呈した。
舌と唇による愛撫を敏感な蕾にうけ、濡れそぼったそこは、翳りのある亀裂が奥の方まで割れている。
優子がひろの痴態にニンマリと含み笑いして、両手で尻たぶを押し開くと、
花唇の下のぴっちりと固く締った落葉色のきれいな菊の蕾までもがもろに剥き出しになる。

voice♪
「いや、いやっ‥もう、ひろはいやよ。ああ‥ゆるして。‥」
優子のつぎの狙いに気付いたひろは必死の叫びをあげる。
周囲をピンク色の色彩がふちどり、可憐にすぼまっていて、
ここから醜悪なものが吐き出されるとは、とても信じられない佇まいだった。
「‥‥だめ、だめよ、‥‥そこは、いゃっ、‥真一さん、見てはいやよっ。」
女体の裏側まですっかり真一の眼に映えさせて、ひろは哀切に身悶える。
優子は溝へ指をすべらせる。指は容易に奥の肌を感知できた。
じわじわとまさぐっていくと、ひろは乱れ髪を激しく揺り動かして、
「‥‥や、やめて、お尻はいや‥‥ああ、やだぁ‥‥」と鋭く叫んで、駄々をこねる。
優子はしばらく、その練り込まれたような筋肉の皺を撫でていたが、
今度は双臀の下層に秘められた愛くるしい菊花に、
なんと‥唇を押し当ててやさしく舌でなぶり始めた。
「優子さん!‥なんてことを‥そこは‥お尻はだめっ‥お尻、恥ずかしい‥ああ、だめっ‥」
優子のしっとりと濡れた舌先で愛撫され、
突然、痛烈な汚辱感と魂が溶けるばかりの異様な甘美感に掻き立てられるひろ。
一瞬電流のように身内を突き上げた嫌悪感は次第に溶け出し、
切なさを伴う欲望の昂ぶりが急速にこみ上げてくる。




昂ぶった声をはりあげ優子の責めを払いのけようとして双臀を激しく揺さぶり始める。
宙に向かって突き出している優美な二肢がうねり足の指先が曲がったり伸びたりをくりかえす。
優子が攻め立てているその部分は、
ひろ自身さえも自覚していない究極の秘密を抱えた場所だったのかもしれない。
ひろにとっては、今、自分だけが知りつつある禁断の個所であった。
ひろは優子に責められるその快感に、女の性感帯とはそれではないのかとさえ錯乱してしまっていた。
そんな危険な秘められた快感を優子は自分に知らしめようとしている。
ひろは、身体中の骨が溶けていくような甘く切ない快美感をはっきりと自覚し、
声をふるわせて泣きじゃくるのだった。
「ひろさん。正直にいっていいのよ。今、私が舌を使っている部分がとくに感じるんじゃないの。」
ひろの激しい喘ぎに優子がそこから唇をはずして、問い掛ける。
ひろは優子の言葉に狼狽し、はげしく首を振る。
「はっきりと、答えなさい!」
優子が語気をわざと強めていい、再びそこに唇を押し当てて舌を使い始めると、ひろは、わなわなと唇をふるわせて、
「‥そ‥そんな‥‥こと‥な‥い‥。‥あっ‥い、いっ‥うううっ‥」
小さく口に出していい、自分の身体の秘密をついにまた、この悪魔たちに暴かれてしまった情けなさと恥ずかしさで、
ひと際激しく嗚咽の声を漏らすのだった。
「ひろさん。なにも泣く事はないでしょう、たまには‥そこが感じる女性だっているのよ。」
「‥ふふっ‥どっちにしても感じる所が二つもあるなんて幸せじゃない。」
優子はひろの羞恥をあおるように声を立てて笑うのだった。
清楚な清純さという仮面の下の究極の秘密。
その恥ずかしい秘密を暴かれていくはげしい羞恥と、その部分から押し寄せる甘く切ない快美感に喘ぐひろ。
こんどは優子が、二箇所を同時に攻め立てる。
巧妙に操作される責めに、可愛い蕾は震え、その下の可憐な菊花は怪しく溶け、
ひろはまだ知らない絶頂というものの近くへ追い上げられたり下げられたりした。

voice♪
「あっああっ、なにっ、‥だ、だめっ、ひろは‥どうしたらいいの」
通常は陥没している乳首も、それが信じられない程に今は硬く大きく勃起してしまっている。
「やめて‥‥‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ」
恥ずかしい部分に加えられるいたぶりに必死に耐えていたものの、次第に沸き起こるその甘美な感覚に、
ついにひろは自分の意思に反して甘えたような声を出し始める。
「‥あっ‥ああっ‥ああああっ」
それは完全に快楽によるそれであった。
「も、もうだめ、‥気がくるってしまう‥」
「ひろは、どうしたらいいの‥‥ね、ねえ‥‥もう‥‥ああああっ」
そのような淫虐を優子に繰りかえされてついに耐えきれずに懇願するように甘えたような声を上げた。
「矢島さん。見てみなさい。ひろさんが矢島さんのあとを追うのも時間の問題よ。」
「ひろさんそんなに鼻ばかり鳴らしていないで、いいわとかなんとかいってごらんなさいよ。」
優子の手によって、ひろはふたたび生まれて初めての絶頂近くへ追い上げられたり、また下げられたりする。
ひろがあと一歩で山頂へ到達しかけそうになると、優子は意地悪く矛先をゆるめ、昂ぶりをなだめすかすようにするのだ。
同姓の性感帯を熟知した優子による淫虐を繰り返されて
ひろは完全に優子の術中にかかったような狂おしいじれったさに声を上げて泣くのである。
「‥あっ‥ああっ‥な、なんでっ。もう‥、もう、ひろ、だめだわ。許してっ、優子さん、お願いっ。
‥それ以上したら、‥‥ひろは‥真一さんの前で‥‥、大恥をさらしてしまう‥。」
生まれて初めて味わう感覚に襲われつづけるひろは、切羽詰った恐ろしい気持ちで思わずそんな言葉を口にして泣きじゃくる。
「ひろさん。どこが気持ちいいのかいってごらんなさい。そしたら‥いかせてあげる。」
優子はそういうと、さらにひろを攻め立てる。
ひろは快楽による錯乱と、放心状態の中で、
‥‥ついに‥、
「いっ、いい‥。おしり‥の‥穴、‥いい。あ・そ・こ‥も‥いいっ‥いいのっ‥」
と優子の思惑どおり、堰を切ったように快楽の悩ましげな声で喘ぐ。
「そうなの、いやに素直になったわね。清純そうなお嬢様が、こんなに淫乱だったとはね。
‥ふふっ、ひろさん。いいわ。いかせてあげる。いってもいいのよ。」と優子は一気に攻め立てた。
「ね、ねぇ、いいの‥本当にいい‥の‥‥いいの‥ね。」
究極の羞恥の場所まで付き嬲られる妖しく恥ずかしいわななきが走り抜けるひろ。
そして‥‥その瞬間は突然おとづれた。
ひろにとって始めての「波が来るーー!!」という快楽の感覚に頭の中が真っ白になった。
清純なひろの声とは思えない肺腑をえぐるような声が起こった。
「あっああ、うっ、うっ、いっ、いいっ、ううっっっ!!!!」
それは断末魔を告げるようなうめきに似た声であった。


同時に優子と勇次の嘲笑が巻き起こった。
「真、真一さんっ、許して‥‥。」
優子に責めぬかれ、快感の絶頂を極めたひろは顔を伏せて快楽の余韻の中でうううっと嗚咽する。
そして、女としてもっとも恥ずかしい姿を真一の前にさらしてしまったことを怨ずるようにシクシクすすりあげるのだ。
「ひろさん、どう、よかったでしょ。」
「‥‥‥」
「どうなの。」
「‥‥は‥はい‥‥」
優子に言われると、ひろは消え入るような震え声で返事をし一層首を深く垂れてしまうのだった。
もうどのような難題を持ちかけられても、服従しなくてはならないのだと
ひろは恐ろしい責めにあって身も心も参ってしまったのである。
純情で無垢な乙女ほど、もろく崩れやすいものなのか。
女として一番辛い、恐ろしい責めにさいなまれ、そして優子と勇次の待ち構えていたあられもない状態を遂にさらけ出し、
愛しい真一に目撃されてしまった今、ひろに反抗する気力などもてるものか。
真一は陶然とした面持ちである。
愛しく思いつづけている清楚なひろが絶頂に達した時の状態が夢の中の出来事に思えた。
ひろという純真な愛する美令嬢のすべての秘密を知った感激が胸に突き上げていた。
優子はひろに、絶頂を向かえたその時の状態を詳細に説明した。
いやっ恥ずかしいとひろは肩を揺すって、甘い声を漏らす。
勇次もひろの顔を横から覗いて言うと、すぐに真っ赤になって叱られでもしたように深くうなだれる。
その顔がなんとも美しい。
絶頂を向かえ、ぐちゃぐちゃに濡れそぼったひろのそこは、
双臀の神秘な翳りを含む亀裂がぐっと削いだように奥の方まで悩ましく割れている。
(ひろは‥もう‥だめなのね‥)
奈落の底へ落下していく意識の中で、純真で可愛らしい仮面を優子の手によって剥ぎ取られ、
清楚な清純さという今まで大切に育んできた自分の存在が失われていってしまった事をひろは感じていた。 
ひろの正面の手の届きそうな所には、
ひろの恥態にふただびその部分を大きくさせてしまったものを、惨めに曝している真一がいるのだ。
優子と勇次は美女と美男を辱めることができた満足感を感じていた。
勇次がひろをふたたび立ち縛りにすると、
「お二人とも、いき疲れたでしょう。少しの間、ふたりだけで休ませてあげるわ。」
満足そうに含み笑いして、
「あとで、もう俺たちに逆らえないように写真をとっておこうぜ。」
「ふふふっ、そうね。」
そんな事を言いながら部屋を出ていった。

(第三章 おわり)