「‥‥んっ‥‥」「‥えっ‥」
ついに、草むらを指でくつろげ、奥底まで覗き込んだ真一は、一瞬、息をのんだが、その秘密の形状を勇次もはっきりと見た。
真一と勇次が覗きこんだそこは、意外にも、まだ男を受け入れた形跡はなかった。
優子は処女であったのだ。その意外さにへぇと真一は驚いてみせる。
「優子さん。処女とはね。しかし、この蕾、すごいね。なんて立派なんだ。」
真一の手で黒々とした茂みから開放された一対の陰唇は、処女らしくぴったりと閉じ合わさっているものの、
左側の陰唇が大きく肥大して褐色がかかり、薄い色素のままの右側の陰唇の上に垂れ下がってしまっており、
見た目にもアンバランスなものだった。
そして、その上の羞恥の蕾は、怯えたように縮こまっている状態であるにもかかわらず、
成熟しきった女性の著しく勃起した大きなものを、はるかに凌ぐびっくりするほどの大きさで、
包皮も完全にめくれきって、大粒の姿を全て覗かせてしまっている。
その大きく発達したやわらかな蕾は、一対の陰唇までたらりと落ちかかっている。
「これが優子さんのものとは‥‥‥驚いたよ。」真一がそう声をだす。
「くっ、‥くくっ」と勇次もその驚きを押し殺したように唸った。
「いっ、いや、言わないで、何も、言わないで。」
優子は昂ぶった声をはりあげ、狼狽し、狂気したように赤らんだ顔を揺さぶる。
優子がこれほどまでに狼狽し、その部分をさらすのを拒んだ理由はこれだったのか。
真一は、そんな優子に嘲りの言葉をかける。
「綺麗な顔からは想像もできない凄いものだな。それにしても、ずいぶん立派なものをお持ちだね。
この蕾のでかさは半端じゃない。優子さん。オナニーのし過ぎじゃないのかい。」
優子はそんな真一の嘲りと勇次の視線を感じて、顔をまっ赤に染めて
（ついに‥見られてしまったのね‥）とシクシクと悶えしゃくりあげる。
真一は悶えつづける優子の耳元に口を近づけて言う。
「さっきはよくもひろさんを辱めてくれたね。優子さんこそ、どうなんだい。
こんなに大きな蕾‥。自慰の経験はあるのだろ。正直に答えてごらん。」
「い、いゃよ、そんな恥ずかしい事‥、聞かないで‥」
真っ赤に染まった顔で身もだえながら優子は、いうのだった。

優子自身も真一に指摘されたその蕾の大きさは充分に認識している。
優子がそう感じはじめたのは、性に目覚めたばかりの頃のことである。
はじめて性的な甘美な快感を偶然知ったその瞬間に、その部分から身体中にびりびりと、なんともいえない快感が走った。
その快感の根源を探してその部分に恐る恐る手をふれた優子は、そこにその大きな蕾を見つけた。
そこはびっくりするほど大きく勃起し、
はげしく勃起した蕾の大きさにそれをやさしく包んでいた包皮まで、完全にめくれあがってしまっていたのだ。
その大きな蕾をそっと指で摩ってみると、異常なほどの快感が身体中を駆け抜けた。
優子はその快感に溺れ、最後は激しく擦りつづけていた。
一度覚えてしまったその快感に、優子は病みつきになり、それから毎日のように自慰に更けったのだ。
甘美な快感をもとめて繰りかえされる自慰によって、優子のその部分の発達は促進されたのであろうか。
その大きな蕾はまだ生えそろわない陰毛の割れ目から、頭を覗かせるほどになり、さすがに優子はその異常さに悩んだ。
しかし、その大きな蕾が与えてくれる激しい快感から、離れることはできずに、
優子の自慰はその激しさを増して繰りかえされたのだ。
年頃になり、黒く濃い陰毛が生えそろうと、さすがに、その蕾は陰毛の中に隠れるようになったが、
通常の状態の時でも、その蕾は茂みの下で顔を出したままのものとなってしまっていたのだ。

真一は右足で床に転がされた勇次の腹をふみつけると、どの位の頻度でしてるのか正直に言うように優子を繰り返し脅すのだ。
勇次のうめき声を聞いた優子は質問に答えるしかない。
「たっ、たまに‥します。週に‥１、２回位‥ああっいゃっ」と真っ赤になって応える。
「嘘をいうな！」と真一が凄んでみせると。
「わっ、分かったわ、本当の事を言います。毎日‥毎日しています。
毎日しないとだめなの‥ううっ‥もう、許して、は、恥ずかしいっ‥」
そう真一と勇次の前に自分の性癖をあからさまに告白するのだった。
「そうか。気位の高い処女のわがままな貧乳お嬢様はオナニー好きか。‥斉藤。だそうだ。」
と真一は、そんな優子と、唖然としている勇次の顔を交互に見ながら、吐き捨てるように言った。
そうして真一が誘われるように、その怯えたように縮こまってやわらかな巨大な蕾にやさしく指をふれさせて愛撫を始めると、
優子の敏感な蕾はさらに大きく、長く、固い勃起をはじめた。
「やめて‥‥‥あっ‥あっ‥あっ」
人に知られてはならない恥ずかしい部分を嬲られて、もうだめよと動転している優子。
その恥ずかしい部分に加えられるいたぶりに、
その部分からの甘美な感覚を自慰によって熟知してしまっている優子は、甘えたような声を出し始める。
「優子さん、好きだねぇ、とても処女とは思えないよ。」
ついにそのものはコリコリと完全に固く勃起し、びっくりするほど大粒な姿を見せるとともに、
じわりじわりと次々に沸いて出る愛液によって花園の中はびっしりと濡れてしまった。
「すっ、すごいよ。優子さん。この‥蕾。おいっ、斉藤、これはすごいぜ。」
真一は優子の蕾があまりに長く大粒で、まるで男の欲棒そのものを小型にしたようなものなので、
二本の指でその大粒の蕾をしっかりと挟むと、ゆっくりと上下に動かした。
蕾を男の欲棒に見立て、欲棒をつかんでしごくのと同じようにしたのだ。
「‥あっ‥ああっ‥ああああっ」
優子は恥ずかしささえ忘れ、その動きに悩ましげな声をあげる。
真一の手によって絶頂近くへ追い上げられていくと、優子は狂おしい声を上げて泣くのである。
「‥あっ‥ああっ‥もう、もうだめだわ。」
切羽詰った気持ちで思わずそんな言葉を優子が口にして泣きじゃくると
「まだ駄目だ。優子さん、斉藤がおまちかねだ。」
と真一は、優子の身体を柱から解き、後ろ手に縛り直すと足枷されたままの優子のその濡れそぼった部分を
仰向けに転がされている勇次の顔の部分にくるようにしゃがませてしまった。
そして、勇次に優子のその部分を舌で愛撫するように命じるのだ。
もう、優子も、勇次も真一に逆らう事などできなくなっている。
勇次の舌と唇による愛撫を敏感な蕾にうけた優子は、悲痛な喘ぎを洩らして、ペチャンコな胸を大きくのけぞらせた。
大粒の乳首はさらに大きく勃起していった。
「‥あっ‥ああああっ‥勇次さん。そんなことしたら、いっ、いってしまう‥」
優子は快楽による声で切羽詰った気持ちでそんな言葉を口にして泣きじゃくった。
真一は優子の痴態に満足したように床に転がっているカメラを拾い上げた。
真一の行動に気づいた優子は、狂乱の中ではっと我に返って、
「ど、どうして‥そんな事まで‥あんまりです。‥写真だけは撮らないで、写真だけは嫌っ‥」と哀願を繰り返す。
真一はかまわずに、正面から優子のそのまっ平な胸と大きな乳首を写真に収めようとする。
「いや、いやっ‥いやよ。写真だけはだめっ、ああ‥ゆるして。‥」と優子。
カシャッ、カシャッとシャッターの音。
写真まで撮られてしまい、狂乱の中の優子は（もう‥だめ‥なのね‥）そう感じていた。

優子は、真一に命じられ、そのまま勇次の上へと重なるようにうつ伏せに寝かされた。
自然と優子の顔は勇次の男の部分へと置かれることとなった。
後ろ手を解かれた優子は真一に言われるがままに観念したように勇次のずぼんを脱がしにかかる。
優子はもう真一に逆らう事などできなかった。
勇次もひたすら真一に命じられるままに、優子の部分に舌を使いつづける。
そして‥、優子は真一に命じられ、勇次のパンツをずりおろした。
「あっ」とおもわず声をあげる優子。優子の手によって露出した勇次の見事なまでの露茎。
それはすでに優子が驚く程に大きく勃起していたのだ。
そのあまりの大きさに戸惑う火照った顔の処女の優子に、そのものをしごくように真一は指示を出すのだ。
そして勇次には舌を使わせて優子の大きな蕾への奉仕をつづけさせる。
そうしておいて、真一は優子の双丘を持ち、両手で尻たぶを押し開く。
ぴっちりと固く締った菊の蕾までもがもろに剥き出しになった。
「う、あっ！」優子が叫ぶ。
優子の菊の蕾が真一の眼の前に露出した。真一はそこに指をふれさせると付き嬲った。
「うううっ、ひぃ」優子が悲鳴に似た声を上げた瞬間、「うっ」と勇次がうめいた。
優子が握り締めていた、勇次のものの、その先端から男のものが放出されたのだ。
「何だ、斉藤。もういっちまったのか。お前、早漏か。せっかくそんな立派なものもっているくせに、見かけ倒しとはな。」
真一は、カメラを構えて「うううっ」と惨めにうなっている勇次のものを写真におさめた。
その後も真一は呆気なく先に達してしまった勇次に、優子への責めをつづけさせる。
今度は優子の大きな蕾を、そして菊の蕾までも舌を使って責めさせると、勇次の濡れた舌先で愛撫され、
異様な甘美感に掻き立てられた優子は、淫らな部分からの切なさを伴う欲望の昂ぶりがこみ上げたように、
勇次の顔の上で双臀を激しく揺さぶり始めるのだ。
「優子、もうだめよっ。どうしよう‥‥。勇次さん。ね‥、ねえ‥」
優子はついに耐えきれずに懇願するように甘えたような声を上げた。
優子ももう、限界に達していた。
「‥いいっの‥ねっねえ、お願い、もういかせて。」
と快楽の悩ましげな声で喘ぎ、勇次にねだるのだ。
真一は、勇次に一気に攻め立てさせる。
「ね、ねぇ、勇次さん。いいの‥いいのね‥‥優子‥いってもいいのね」
真一の手で、カシャッ、カシャッと狂態を狙って切りつづけられるシャッターの音。
今はもうそんな真一の姿さえ優子の目に入らない。
「あっああ、うっ、あっ、うっ、い、いく、いく、いっ、いく、いくうっーーーーーー」
ついに優子は、大きく喘ぎ、すさまじく激しい、絶頂の瞬間を迎えたのだ。
そして‥‥、ガクッと重なりあったまま、優子も勇次も放心したように動かなくなった。

絶頂を向かえ、奥まで悩ましく割れている優子の秘部。そして情けなく放出した後の勇次の露茎。
その姿を真一が構えたカメラのフラッシュの光が照らし出す。何度も何度も切りつづけられるシャッターの音。
優子も勇次も、ぼんやりとした意識の中で、もう別の世界の事のようにその音を聞いていた。
「これ以上、貴様達をいたぶったところで、ひろさんの心の傷は癒えるものじゃない。
別にこの写真をどうこうしようとは思っていない。
だから、もう二度と‥僕らの前に姿を見せるな！。貴様らっ‥。わかったな！」
真一はそんな二人に向かってそう吐き捨てる。
決定的な秘密を暴かれて、写真まで撮られてしまった優子、勇次。
二人はもはや、真一に逆らうことなど思いもよらずに、ただただ黙って頷くのだ。
復讐を果たした真一であったが、ひろが負ってしまった心の傷を思うと心は晴れない。
沈む気持ちのまま、愛しいひろの待つ場所へと、部屋を後にしたのだった。