第２０話(最終話)　〜新生学院委員会の誕生〜　（２００６年１０月２７日掲載）
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学生達の前で、女としてもっとも恥ずかしい恥態をさらした優子も、全裸のまま役員達の列の一番左端に並ばされた。
その一番左側の優子だけがただひとり「ＡＡ」という名札を首から下げている。
「ははは、やはり、優子さんが一番貧乳だな。」
「それにしても惨めだね。」
「ああ、あれが気高い学院委員会の役員達だったなんて思えない。」
「そうそう、それに、優子さん。あの気品あふれる優美な高根の花が、あんな格好で‥」
「本当だよ。みろよあのペチャパイを。ＡＡカップだってさ‥はははっ。」
会場の学生達は口々にそんな事を話している。
５０名の上半身裸の美女達、そして全裸の最高幹部４人にとっては生涯最大の恥辱であった。
特に惨めだったのは優子である。
昨日までの学院ＮＯ１の誇り高き美女が、もっとも惨めなペチャパイを曝しているだけでなく、
他の最高幹部３人とともに下半身まで裸の全くの全裸で恥ずかしい陰毛‥その部分まで曝しているのだ。
表現の仕様のない耐えられない屈辱であろう。
そんな美女達の様子に、護衛隊員、そして男子学生達を中心に館内がざわめき立っている。

そんな会場のざわめきを押さえるようにひろが話しはじめる。
「皆さん。これからは、男性も女性もなく、この学院の学生達は皆平等です。
しかし、ここにいる方達だけはそういうわけにはまいりません。
いままで、我侭放題してきた行動の償いはしてもらわなければなりません。
今後、寮や学院内における雑用はここにいる方達の仕事とします。」
そして、ひろが‥少し間をおいてさらに続ける。
「そういう、私も元学院委員会の役員でした。少なからず私にも責任があります。
私もこの方達同様にそういった雑用をやらせてもらうことにします。」
思いがけないひろの言葉に会場中から声があがる。
「なにをいうのです。元学院委員会役員とはいってもひろさんだけは別でした。」
「そうだ、そうだ！ひろさんだけは女性にも、男性にも‥誰に対しても優しかった。」
「本当よ。わがまま言ってるのなんて聞いた事ないわ。いつも学生達の事を考えていたわ。」
「ただ、優子さんの絶対的な権力の前に反抗できなかっただけなんだ。」
「そうです。それなら‥ここにいる我々みんなも同じじゃないですか。」
「ひろさん。会長としてこの学院を支えて下さい。それこそがこの学院につくす事になります。」
「そうだ、そうだ！！会長として頑張ってください。」
会場中からその意見に賛同の声が次々にあがる。
「み、皆んな‥」ひろは目に涙をためていた。
信吾が会場に向かって話し始める。
「皆んなの気持ちはよくわかったよ。」
そしてひろに向かうと
「ひろさん、学生達みんなのご要望だ。会長としてこの学院を支えてくれるね。」
「‥‥。‥え、ええっ。わかりました。」しばらくの沈黙の後、そう返事をしたひろの目から涙がこぼれていた。
「ワーッ」と会場が一斉に歓声をあげた‥

「さてっ、このステージ上に並んだこの者達だが、お咎めなしとはいかない。
ひろさんの言うとおり、これから卒業するまでの間、償いをしてもらうこととする。
男性達の味わった恥辱も受けてもらわなければならない。」
その信吾の言葉に、会場から賛同の声があがり、そして信吾は話を続ける。
「この者達については、学院内ではいまつけているアルファベットの名札を義務付けよう。
そして、当然、ブラのカップをごまかすような事ができないよう今後ブラジャーの着用は禁止だ。‥いいね。」
「‥は、はいっ。」美女達は素直に答える。もう逆らう事などできないと観念しているようだった。
「ひろ会長！　信吾さん！」
元護衛隊員の包茎男が手を上げた。
「なんだい。」
「俺達の受けた屈辱はそんなものでは晴らすことはできません。
本当なら最高幹部の４人同様に役員全員を素っ裸にひん剥いて、今ここで性器まで丸だしにさせたい位だ。
でも、信吾さんの提案だから、ひとまずは我慢します。
でもせめて、より屈辱を感じさせて反省させるように、
せっかくオッパイのサイズ分けをしたのだから、それに応じた労務分担にして下さい。‥それから‥、
最高幹部の４人には、もう一度詫びを入れさせてスリーサイズを正しいものに自己申告して修正させてください。」
「そうだ。それはいい」と会場から賛同の声が上がる。
「うむ」と信吾。
「わかった。そのようにしよう。役員連中はそれぞれに応じた労務分担割り振りにしよう。
当然、一番きつい労務はＡＡカップの優子さんということになるな。ひろさんどうだろ。」
「‥はい。同じ女性としてはそのような‥、肉体的な‥、
特に女性にとっては胸の大きさでという屈辱的な区別をすることには賛成できませんが‥。
でも、この間、男子学生の皆さんの受けた屈辱に比べれば比較になりませんものね。
‥彼女達も丸裸にされるよりはいいでしょう‥‥仕方ないと思います。」
「よしっ、決った。おいっ、みんな、そうさせてもらうよ。いいね、優子さん。」と信吾。
「うっ‥うううっ。はいっ。」優子は恥辱にまみれながらもそう返事をするしかなかった。
最もみじめな恥ずかしい姿をここにいる学生全員に見られてしまっているのだ。
この者達にはもう一生頭が上がらない。そして、実は‥信吾と闘っている間に感じた恐怖‥。
どんどん強くなっていく信吾と自分の実力とを冷静に比較していた。
もう一度信吾と戦ったとしても、今度こそは絶対にかなわないだろうと自覚している優子であった。
それは‥学院トップの座から学院最下位の身分へと優子が転落した瞬間であった。

「さて、それじゃぁ。順番に、お詫びとともに、本当のサイズを皆に公表しな。」
‥信吾の指示で、まずは美穂からの懺悔が始まった。
「Ｅカップ、ざ‥雑用グループの美穂です。
スリーサイズは‥バスト９０のＥカップ・ウエスト６３・ヒップ８９です。
こんな、で‥でか乳輪で‥は、恥ずかしいです‥。今まですみませんでした‥。
こ‥れからは、皆様のために、Ｅカップグループでいっしょうけんめい働きます。」
そんな事を男達に言わされる美穂の懺悔に、
「でか乳輪に大粒乳首、剛毛の美穂ちゃん！。またでっかくてエロイ乳首おったててみせてぇ！」と会場は大爆笑だ。
つぎは美佐子‥。
「‥え‥Ａカップ雑用グループの美佐子です。
本当のスリーサイズは‥バ‥バスト７８のＡカップ・ウエスト６２・ヒップ８４です。
特大のパットで‥ペ‥ペチャパイを誤魔化してました。今まで‥すいませんでした。
こ‥れからは、皆様のために、Ａカップグループでいっしょうけんめい働きます。」
「美佐子ちゃん！。また、その貧乳と、薄い陰毛の中の大粒のクリトリスみせてね！」またまた会場大爆笑。
次は、美知‥。
「び‥Ｂカップ、雑用グループの美知です。
ほ、本当のスリーサイズは‥バスト８０の‥Ｂカップ・ウエスト６０・ヒップ８５です。
私も‥、ひ‥貧乳オッパイを‥パットを入れて誤魔化していました‥。今まですいませんでした。
こ‥れからは、皆様のために、Ｂカップグループでいっしょうけんめい働きます。」
いいぞ元副会長‥美知さん、小ぶりなおっぱいと包茎クリトリスが印象的だよっ！」今度もみな大爆笑だ。
そして、最後は、優子‥。
「‥え‥ＡＡカップ‥雑用グループの優子です。
本当のスリーサイズは‥バスト‥な‥７８のＡＡカップ・ウエスト５８・ヒップ８６です。
貧乳の寸胴体型を‥パットと‥矯正下着で誤魔化してました。傲慢ですいませんでした。
こ‥れからは、皆様のために、ＡＡカップ‥グ‥グループでいっしょうけんめい働きます。」
「優子さん！学院一の貧乳女、最下位の雑用係としてこれから毎日みんなでこき使ってやるよ！」
会場中「ワー」という大歓声と拍手の嵐だ。
そして調子にのった男が、
「ちなみに、新会長のひろさんの公称サイズは‥
バスト１０８のＪカップ・ウエスト６３・ヒップ８７。‥でしたっけね。」とひろに笑顔でいう。
「ばかっ」
‥ひろが恥ずかしそうに男を叱ると、信吾や学生達にふたたび笑顔が溢れ、会場は和やかなムードに包まれた。