第１７話〜美令嬢ＯＬひろの絶頂〜　（２００７年３月９日掲載）
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「いやよ、ああ、いやよ」
清純と言われる自分の体内に潜在している成熟した女性としての淫らな欲望
凌辱願望とでもいうべき秘めた恥ずかしい性癖を暴かれ、コンプレックスの陥没乳首を責められ
その欲望がじわじわと外部へ押し出されてきたのを覚えるとひろは一層辛い思いになる。
すでに自分の肉体はとめどなく熱く潤み出してしまっているのだ。
それを男達の眼にさらしている恥ずかしさに耐えられない気持ちになる。
「ふふ‥。もうこんなに濡らして‥ひろ君、本当はこんな風に責められてよろこんでるんじゃないか」
今度は割り開かれた下半身へと攻撃を転じて、
そっと指先をその入り口に含ませていった男がそう声をだすと、ひろはその言葉を遮るように、
「ああ、うそです‥。よろこんでなんかいません、いやぁ！」
と昂ぶった声をはりあげ、美しく赤らんだ顔を揺さぶり泣きじゃくった。
しかし、ひろの身体は男がほんのわずかに指先を含ませただけで、もう誤魔化す事ができないほど
その指先は焼け付くように熱い樹液でじっとりと濡れてしまったのである。
「ひろ君、もう格好つけなくてもいいんだよ。本当はこんな風にされるのが好きなんだろ。」
男は、ひろの勃起して大粒となった乳首にふたたび手をのばし、
そして下腹部にも本格的な攻撃を仕掛けていくのだ。
ひろは「ああっ‥」と弱みを突かれた狼狽を示しながらも、喘ぎ声をあげてしまう。
清純さという仮面を剥ぎ取られていく事にうろたえつつも、その快楽への疼きはもう隠しようがなかった。

男がひろの花びらを二本の指でくつろげる。
「やっ‥‥やめて‥‥いっ‥いや‥いやよ‥‥‥‥」
「何だよ、もうじっとりと濡らして気分を出してるくせに、恰好つけるなよ」
男はひろの女の丘を露わにさせると、すでにじっとりと濡れている縦筋の長さを計るかのように
わずかに含ませた指先を上下へゆっくりと動かすのだ。
その淫靡な指先を振り払おうとしてひろは腰を揺さぶろうとするのだが、
あっけない程に全身は甘く溶けて切ない感覚に痺れて力が入らない。
包皮に包まれていたひろの蕾も、その周辺からの男の指先による刺激に勃起して顔をだした。
そして、男の唇が、そのもっとも敏感な蕾に触れたのに気づくと、思わず、あっ‥と昂ぶった悲鳴を上げた。
舌と唇の愛撫を敏感な蕾にうけ、ひろは悲痛な喘ぎを洩らして、胸を大きくのけぞらせた。
「‥あっ‥ああっ‥ああああっ」
処女の蕾は大きく勃起して、その部分から押し寄せる甘く切ない快美感にひろは喘いだ。
男が愛撫を繰り返すとひろは、また昂ぶった声をはりあげ双臀を激しく揺さぶり始める。
左右の乳首も、男の手で弄られて、経験した事がない程に硬く大きく勃起してしまっているのだ。
「ううん‥‥‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ」
恥ずかしい部分に加えられるいたぶりによって、沸き起こるその甘美な感覚に、
ひろは快楽による甘えたような声を出し始めた。
男がやっと唇を離して、くっきりと浮かび上がったひろの処女の秘裂を両指先で露に押し広げても、
ひろはもう、身も心も打ち砕かれたように恍惚の中に浸りこみ男のするがままに身を任せきっている。
「ひろ君のここは‥随分と綺麗だな。ふふふっ、この大きく突起したもの、これは何だい」
男は薄い壁の合間から微妙な突起を見せている蕾を小指でおすようにしていう。
「ひろ君、さあ、これはなんだい。答えるんだ。愛しい彼氏にも教えてあげな。」
ひろはもう、愛しい進一の目に恥ずかしい姿をさらしている、そんな意識も半ば喪失させている。
「‥そ、そこは‥‥、‥ク‥リトリス‥‥で‥す‥」
男に何度か脅されたひろが、ついに自棄になったように小さく口走ると男は歓喜した。
「清楚なお嬢様が、そんな事をいうなんてなぁ」
と、男にからかうようにいわれて、ひろは火照った頬を伏せて泣き出した。
（あの清楚な‥ひろさんが‥）
進一もその場面を前にして自身の眼に映る光景が信じられずにいる。
ひろの方は、こんな姿をさらして、そんな言葉を口走る惨めさ。
それでいて、被虐性の欲望に駆り立てられ身体をじっとりと濡らし、愛しい人の前で男に嘲笑されている。
そんな自分の姿に泣きじゃくるのだ。

男はふたたび指先を使ってしどろに溶けた粘膜の周辺を愛撫する。
男の攻撃の再開を待っていたかのように、焼け付くように熱い樹液を吹き上げるようにしたたらせながら、
ひろは、ああっ、ああっと蒸気した顔を振る。
男は悶えるひろの両脚をつかんでその部分へ唇をさすりつけ、舌先を粘膜の内側まで沈ませるほどに、
柔らかく処女の壁を揉みほぐし、掻き分けるように舐めまわす。
そして急所である蕾を唇に含んで根から引き抜くように吸い上げた。
「あ‥ああ‥、そんな風にされたら、わたくし‥もう‥」
処女とはいっても、自慰の経験もある成熟した大人の女性であり、クリトリスによる絶頂は熟知している。
その、もっとも感じる部分から押し寄せる甘く切ない快美感に喘ぐひろ。
自分は凌辱されているのだというおぞましさは忘れ、それどころかその事によけいに欲情したように、
自慰では得られぬ、この世のものとも思われぬ被虐性の快美感をはっきりと感じ裸身を反らして泣きじゃくるのだ。
男によって、急所の蕾を吸い上げられ、どろどろに溶かれた花肉の層をまた舌先で掻き回されていく。
そんな巧妙に操作される責めに、大きく勃起した蕾は震えて、ひろは次第に絶頂へと追い上げられていく。
「あっああっ、‥だ、だめっ、こんなところで、いやぁ。‥わ、わたくしは‥どうしたらいいの」
左右に開かれた太腿の筋肉が断続的な摩擦を示すようになった。
「‥あっ‥ああっ‥ああああっ。も、もうだめ、‥‥ね、ねえ‥‥もう‥‥ああああっ」
淫虐を繰りかえされて、美しい鼻を鳴らして甘えた声を上げはじめるのだ。
「か、課長、いっ、いいの‥。もうだめぇ。‥いいっ‥いいのっ‥いくわっ」
ひろは何かにおびえたように乱れた髪を揺さぶって快楽の悩ましげな声をはり上げた。
「そうか。清純なお嬢様が、こんなに淫乱に悶えるとは‥。そら、ひろ君。遠慮しなくていい。いきな！！」
羞恥の場所を男の舌と指で一気に付き嬲られ攻め立てられて、
ひろの身体を妖しく恥ずかしいわななきが走り抜けた。
体の奥から熱い喜びがこみ上がり、その部分が鋭いせつなさを伴って摩擦する。
「あっううっ、‥もう、許して！、あっ！！いいわっ、いい、いくううっっっ！！！！」
ひろは首筋を大きくのけぞらせて口走り、快美感の中に魂を痺れさせた。
清純な美令嬢ＯＬの声とは思えない肺腑をえぐるような声とともに、ひろは快感の絶頂を極めたのだった‥‥