‥‥美沙の剃毛は、ふたたび優子に命じられた。
妹の優子にそんな事をされるのは美沙にとっては辛い事である。
優子は泣きわめく美沙の前で、意思を失った操り人形のように信吾に命じられるままに、
石鹸にまぶした刷毛を美沙の下腹の剛毛に塗り出した。
下腹をすっかり白く塗りつぶすと、割れ目の左右まで刷毛を潜り込ます。
つんっと頭をもたげているものの先端にも刷く。
‥すべてが信吾からの逆らう事のできない細かな指示なのである。
その度に美沙は、踏み台を鳴らして腰をゆすってひぃひい泣いた。
優子が刷毛を置いて剃刀を手にし、硬直しおののく下腹で手を動かしていく。
「ああッ‥、ひッ、ひッ‥」
美沙の堪えきれない屈辱の呻きがやがて剃刀の微妙な動きにつれて喘ぎに変わっていく。
下腹が子供のようになっていくにつれて、気持ちも弱くなるのか、美沙は涙でくしゃくしゃの顔をなよなよと振る。
「恥ずかしいわ‥。こんな格好にされて‥、ど‥どうしよう‥」
むせび泣く様はもう、女帝などと呼ばれる姿ではなく、ただの娘である。
「美沙さん。デベソだけじゃなくて。こっちも‥、ほらっ、ずいぶん大きいものをもってるじゃないか」
剃る手のあいまに、なにも覆うものもなくなった肉芽を信吾に剥かれて、またヒィっと喘ぐ‥
やがて、すっかりと剃り終わると、信吾が髪をつかんで美沙の顔を正面に向けさせておいて
なにもかも剥き出しの写真を何枚も撮り、ビデオに撮影していく。
恥ずかしいデベソの腹の下、あおあおと剃りあげられた膨らみの裾をパックリと割ってのぞく、
肉芽の尖りや色づき垂れた肉壁の様子まで撮られて、真っ赤に泣き腫らした眼で美沙はまた泣いた。

「立ったまま逝った事なんてないだろう。これでどうだ。」
信吾が刺激剤の入った薬剤を指頭に搾り出し、割れ目をくつろげて指を動かすと、美沙は腰をゆすぶりはじめた。
「ああ、なにぅぅ‥いやぁぁ」
薬剤を、秘部の壁に、そして肉芽も剥いて塗りつけると、美沙は腰をくねらせながら喘ぐようにすすりあげた。
「ああ‥、どうしよう‥。もう‥たまらないぃ‥‥」
しばらくすると、どうにもならなくなったように汗に光る腹を波打たせて、美沙が焦点を失った瞳を信吾に向けた。
信吾は、バイブレーターを見せびらかすと、その振動を美沙の内股に押し付けた。
「もう、だめぇぇ‥ああっ‥ちょうだい‥」
その、たまらない振動に、女帝美沙に残されていた最後のプライドまでが崩壊した。
美沙は、みだらに腰を突き出して、快感を求めてバイブを追った。
「ひっひひぃ、いいぃぃぃぃ」
信吾が秘肉をいっきに快った。そして、バイブレーターを持つ手をぐいぐいと動かした。
秘肉を貫かれた快感に、デベソが映える白い腹を突き出して美沙がぴくぴく跳ねた。
その眺めに‥信吾のもう一方の手が、自然とその見事なデベソにのびる。
すうっ‥‥
まるで、吸い寄せられるかのように、デベソへと指を這わした信吾は、驚きの声をあげた。
はっ‥これは‥。あれっ、この臍は‥
「あっああんっ」
デベソを摘み上げた信吾の攻撃に、美沙の喘ぎが一段と激しくなり、そして秘肉からはいっきに愛液が溢れだした。
「美沙さん‥、へそで感じてる‥まさか。このデベソが性感帯なのか」
（あああ‥、‥だめぇぇ‥いいっ‥、ああ‥それだけは‥その秘密だけは‥‥くっ屈辱よ‥あぁ）
「おいっ、美沙さんデベソで感じてるぜ。あはは、凄い凄い!」
美沙の恥態を見て、男達が驚き、はやし立てる。
(あああ、皆んな、デベソを愛撫されて、か‥感じてるわたくしを、み‥見てる)
(ああ‥笑ってる‥いやっ‥笑っては‥いやぁぁぁ‥)
恥ずかしいコンプレックスの部分が実は性感帯である‥などという究極の秘密を知られて‥
屈辱の思いの中で、それでも突き上げてくる快感を貪欲にむさぼる美沙。

‥‥信吾の指示で後ろに回った男達がみだらにうごめく美沙の尻たぼを割った。
「いやっ‥なにをするの‥」
動転し叫びが悲鳴になった。
信吾は、これでもかというほどに、いっきに美沙をせめたてていくのだ。
「そんなところをいじるのはやめてぇぇ」
浣腸器を突き立てられて獣のように吠えた。
「うっ、あっあっあっ」
浣腸液を注入され、あぶら汗を光らせて、腰をうごめかせつつも、
秘肉の中のバイブレーダーの振動と、恥ずかしい性感帯であるデベソへの愛撫で
次から次へと押し寄せてくる快感の波に、堕ちていく美沙。
そして‥、学院内外で皆から畏怖され‥女帝と呼ばれていた、その美しい女性は‥‥ついに
「あぁ‥恥ずかしい‥いやっ‥ああぁぁ‥い、いくぅっっっっっっっ」
ひときわ高く叫んで、眉根をよじった汗まみれの顔をビデオのレンズにさらしながら、ブルブルと摩擦した。
だが、激しい絶頂をむかえた、その恍惚に身をゆだねているいとまは美沙にはない。
「あっ‥だめっ‥も、もれるう‥」
信吾が鉤をゆるめると、踏み台をまたいだ格好で、美沙は恥も外聞も忘れて膝を折った。
「‥恥ずか‥しい‥」
踏み台をまたいでしゃがみこんだ臀部から、激しい爆発音が起こった。
「いっ、いやぁぁぁ」
もう止めようのない次から次へと起こる爆発に美沙は身を震わせて泣いた。
そして‥美沙へり責め‥、その、すべてが終わった‥‥

(ひろさん‥俺達の復讐は‥終わった‥よ‥)
昨日までの栄華の全てを失ったように、泣きわめく女帝美沙。
そして、明日になれば、あの寮から学院への正門を抜けたあの場所に、その羞恥の姿がさらされるのだ‥
皆が、絶対的な権力をもっていた学院委員会の会長、女帝美沙の堕ちたその姿に驚愕するであろう。
明日から、この学院はどうなっていくのか‥。
しかし‥信吾には、もうそんな事などどうでもよかった。
信吾の脳裏を、今もなお行方の知れないひろの、同じように辱められたときの面影だけがひらめき過ぎた‥‥