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慎也にとっては前回の搭乗のときに、思いきって彼女に声をかけたことが幸運だった。
相手は、その航空機で乗務していたＣＡ（キャビンアテンダント）の美知である。
わりと硬派な慎也がそんな行為に出たのは美知の美しさに一目で心を奪われてしまったからである。
搭乗後からずっと声をかける機会をうかがってはいたものの決心がつかず、
やっと声をかける事ができたのは航空機が空港に到着する間際だった。
その時は、美知と今のような関係になれるなどとは夢にも思わなかった。
それにしても‥まさか今回のフライト中に美知と慎也がこんな事態に巻き込まれるとは‥‥

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第一章　美しきＣＡ　美知　
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慎也の今回の搭乗は、美知のフライトスケジュールにあわせてのものである。
慎也は海外出張が多い２８歳の商社マンで、美知が乗務する航空機に乗るのは２度目だ。
前回、初対面だった２５歳（あとで知ったのだが‥）の美知のその美しさに堪らずに機内で声をかけた。
美知の方も、慎也はタイプだったらしく思いがけずその後二人は付き合うようになった。
ただ、付き合うようになったとは言っても、まだ２度程一緒に食事をした程度のもので、
本格的な付き合いが始まるのはこれからといったところである。
そんなことで、どうせならと慎也は今回の海外出張の搭乗を美知が乗務するこの便にしたのだ。
到着後には、ホテルで落ち合う約束をしていた。
（美知さん）
それにしても美知は美しい。
そして、その制服姿。大きく膨らんだ胸にくびれたウエスト、スタイルも抜群だ。
搭乗する客たちは皆、美知の美しさに感嘆しているようにみえる。
慎也はそんな美知が自分の彼女なのだと誇らしくてたまらない。
乗客のみんなに自分の彼女なのだと自慢してまわりたい位である。
慎也が搭乗時に美知にウインクを送ると、美知も回りに気を使いながらもウインクを返してきた。
二人にとってそんな、幸せなフライト中に事件は起こった。

「きゃぁぁ！」
「うるさい。静かにしろ」
離陸してしばらくして安定飛行に入って間もなく、大きな声が機内に響いた。
何事かと、声のする方へ眼をやった慎也は驚いた。
なんと、美知が体格のいい若い男に羽交い絞めされて刃物をつきつけられているのだ。
「今から、この機は俺がハイジャックする。逆らう奴は容赦しないから、おとなしくしろ！」
「や、やめてください。そんなナイフでハイジャクなんて‥」
「ふん。こんなナイフでも切れ味はなかなかでね。あんたの頚動脈ぐらい簡単に切れるさ。」
「そのとおりだ。綺麗なスッチーのお姉さん、おとなしくしな。」
そう言って立ち上がった男は３人。ハイジャク行為の仲間は全部で４人組のようだ。
（これは‥まずい）
美知の、いや航空機自体の危機を慎也が感じているとき
「お客様、落ち着いてください。あなた方は‥、何が目的なのですか。要求は‥」
様子を聞きつけてきた美知の先輩ＣＡの美沙が必死に冷静さを保とうとしながら男に話しかけた。
「目的？そうだな‥いっそ、ここにいるみんなで一緒に死んでみようか。」
「えっ」
男の返事に戸惑う美沙に、別の男達が説明をはじめた。
「俺達は、リストラやらなんやらで、もうこの世の中がいやになっちまったんだよ。」
「そうさ。だから目的なんてものは特にない。あえていえばハイジャック自体が目的だ。」
「そういう事だ。具体的な要求もない。この世の最後に派手な事がしてみたかった‥といったところかな。」
「‥そんな‥」
男達のことばに、羽交い絞めにされていた美知が絶望的な声をだした。
男はそんな美知の顔をあらためて見ると、仲間の男達に言った。
「おっと‥。そうだな。せっかくこんな美人がいるんだし。要求ってもんを考えてみるか。」
その言葉に、美知と美沙、そして慎也が同時にギクッとする。
「せっかくのご用命だ。美人のスッチーさん。あんた次第では、乗客はどこかで降ろしてやってもいい。」
男が美知に向って言う。
「な‥なにを‥」
「そうだな。俺達はどうせ死ぬ気だ。どうせならこの世の最後にあんたみたいな美人を自由にさせてもらおうか。」
そういう、美知の身体を羽交い絞めにしていた男の手が一瞬緩んだ。

その時‥
「美知さん！」
今しかない‥と、美知を救うタイミングを見計らっていた慎也が男に襲い掛かった。
必死となった慎也が２人の男を殴り倒して格闘する。しかし‥
「おいっ、お前。こっちを見ろ。おとなしくしな！！」
慎也の眼の先には、男のひとりに羽交い絞めにされてナイフをつきつけられた美沙がいた。
男は美知を思い通りにするために、今度は美沙を人質にとったのだ。
「なっ‥」
ここまでだった。一瞬たじろいた慎也は男達に殴られ、そして取り押さえられた。
「慎也さん」
美知が慎也に駆け寄る。
「なんだ！ほう、そうか。お前ら知り合いか。これはいいや。」
男はニャっと薄笑いを浮かべると、美知に言った。
「美人のスッチーさんよ。あんたが俺達を楽しませてくれたら乗客は解放してやる。どうする！」
男の要求に、美知が頷く。
「そうか。じぁ、まずは、この男や乗客の男達が見ている前で服を脱いでもらおうか。」
「断るなら最初はこの姉ちゃんから殺っちまうが。さぁ、どうする。」
「‥‥」
美知には選択する権利などなかった。
美知の変わりに今度は先輩ＣＡの美沙、そして慎也が危険にさらされているのだ。
美知はおずおすと制服のボタンをはずしていく。制服の下の下着の膨らみが覗く。
「へへへ。いやがる事はない。すばらしい巨乳じゃないか。もっとよく見せな。」
美知のその姿は男達を狂喜させた。
「ふふっ、派手な下着を着てやがる。さあそいつも脱いでもらおうか。早くしな。それとも。」
「ああ‥‥、ぬ‥脱ぎます‥」
美知がブラジャーをはずす‥
「くっ‥」
「何で手で隠してるんだよ。これ以上もたもたすると、この女殺っちまうぞ。」
「わかりました‥ああ‥‥（慎也さん‥お願い‥見ないで）‥」
すっ‥、美知が手を離す。
「‥なんだ！」
制服の上からは想像できない意外ともいえる小ぶりな乳房があらわれた。

男が美知からブラジャーを取り上げる。
「いやっ！」
「なんだ。上げ底かよ‥」
「う、うっ‥」
「ふふふっ、意外にちいさいオッパイだったなぁ。」
「うううっ‥」
「おい。お前もこんな特等席にいるんだから、良く見ろよ。」
男はうつむいている慎也の顔を美知の裸体へとむけさせた。
「ああっ‥。いやっ。お願い、彼にだけはこんな姿‥みせないでぇ」
恥ずかしさでいっぱいとなっている顔で美知が懇願する。
（こんな‥なんで。）
こんな形で、こんなところで、慎也の前で初めて裸体をさらす事になるなんて‥
（美知‥さん）
慎也は男達にされるがまま、はじめて見る美知のそんな姿を見つめている。
「なんだ、お前らそういう仲だったのか。こりゃいいや。」
「ふふっ、まあ、いい。さあ、次だ！。早く下も脱ぎな。」
「あぁ‥‥‥」
「いやなのか？　だったら‥」
「い‥いえ。‥ぬ、脱ぎます‥」
美知は、あああっと苦悩しつつも、最後のものを脱ぎ去った。
男達の、慎也の、そして乗客達の前にさらされた美知の下腹部の陰毛は薄かった。
中のものが見えてしまうのではと思われるほど、薄く中央部分を覆っているだけだった‥‥
「それじゃ、手はじめに美人スッチーさんのスリーサイズでも教えてもらおうか。正直にだ！」
「バスト８０の‥Ｂカップ、ウエスト６０、ヒップ８５‥です。」
美知は顔を羞恥の色に染めながら、男に問われるままに応えていく。
「おっぱいはＤカップ位はあると思ったんだが。これだから女はすっ裸に剥いでみないとわからない。」
「まあいいじゃないか。おっぱいに少しボリームはたりないがスタイルがいい事には変わりない。」
「ふふふっ、そうだな。それじゃ次はそこで股をひらいてご開帳といこうか。」
「そんな‥」
「そうだ。おい、恐い思いをしている乗客、ひとりのこらずに見せてやろうぜ。」
「そりゃいいや」
男達はカメラを構えて繋ぐと、機内のスクリーンに恥ずかしい美知の姿を映し出した。
ジーーーー。静かに美知を映すカメラが回る。
「これで、よく見えるぜ。皆に美人スッチーの恥ずかしい所をよくみてもらうんだ。」
「おい、なに手で隠してるんだよ。さっさと手をどけないと、ひとりづつ順番に殺っちまうぞ！」
「ううっ」
男に強要され、美知はＭ字に開脚した股間から、手を、すっ‥とどけた。
「へへへ、ご開帳だ！！」
「ははは、、そうだ、いいぞ。」
「ほらっ、もっとよく見えるように、自分の指で広げろよ。」
「客の命、あずかってる事を忘れるなよ。」
ジーーーー。
「ふふふっ、ほらっ、見ろよ。今あんたのアソコ、尻の穴までスクリーンにアップで写ってるよ。」
「あそこの毛は薄くて、案外綺麗な色だな。」
「ほんとに綺麗な花びらだけど、ここ‥みろよ。」
美知の指で開かれた花びら、その肉の壁で隠されていた陰核は大きかった。
男に指摘されたその部分は、余った皮に覆われ垂れ下がってしまっている程だ。
「この皮ずいぶん余ってるな。この大きめのクリちゃん、男なら完全に包茎ってとこだぜ。」
「彼氏の見ているとこで、こんな大勢の前で、アソコの隅々までさらす気分はどうだい。」
「うぅぅぅ、いゃっ、恥ずかしいです‥言わないで‥‥‥」
「そう、言うな。乗客を解放するには、あんたが俺達を楽しませてくれる約束だぜ。」
「そうさ。もっともっと恥ずかしいことをしてもらう。そうだ、ここでオナってみせな。」
「えっ！」
「ほらっ、早くはじめな。本気でやらないとどうなるか、わかってるだろうな。」
男にそう言われては逆らう事などできない。
美知はおずおずと股間にあてた手を動かしはじめる。
「んっ、ううん」
「おい、もっと指を動かせよ。普段ひとりでやってるようにだよ。」
「そうだ、小ぶりなおっぱいも揉みながら、ほら乳首もつまめよ。」
「そういえば、胸はちいさいけど乳首はさっきからずっと勃起したままだな。」
「ほらみろよ、この美人スッチーの包茎クリちゃん、やっぱりかなり大きめだぜ。」
（慎也さんの前で、こんな‥屈辱‥ひどすぎる‥、恥ずかしい‥どうして私がこんな‥）
男達に言葉責めされながら、美知は指を動かしていく。
「んっ、あっ」
くちゅ、くちゅ、くりっ、ぬちゅ‥
次第に激しくなる美知の恥ずかしい姿が、乗客が見つめるスクリーンに映しだされる。
「ほらっ、もっといやらしくだ。中にも指を入れてやれよ。」
「あぁぁっ、んんっ」
「ふ～ん。別嬪のスッチーさんは、いつもひとりでこんな風にしてるんだ。」
「ほら、最後までイカないと、終わらないぜ。」
ぬちゅ、ぬるっ、くちゅくちゅ
「ほらっ、もっと激しくだ。黙ってないで。気持ちいいわ、とかなんとか言ってみろよ。」
「‥ああ、き、気持ちいいわ‥‥」
男達に言われるままに‥、美知の動きが一気に激しくなる。
そして‥
「くくっ、んああああ～っ。もう。いいっ、ううううぅぅぅぅぅ」
美しきＣＡ美知の絶頂の声が、慎也、そして乗客達の耳に響いた‥‥

（第一章　おわり）