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慎也にとっては前回の搭乗のときに、思いきって彼女に声をかけたことが幸運だった。
相手は、その航空機で乗務していたＣＡ（キャビンアテンダント）の美知である。
わりと硬派な慎也がそんな行為に出たのは美知の美しさに一目で心を奪われてしまったからである。
搭乗後からずっと声をかける機会をうかがってはいたものの決心がつかず、
やっと声をかける事ができたのは航空機が空港に到着する間際だった。
その時は、美知と今のような関係になれるなどとは夢にも思わなかった。
それにしても‥まさか今回のフライト中に美知と慎也がこんな事態に巻き込まれるとは‥‥

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第三章（最終章）　絶頂ＣＡ　屈服　
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（も、もう、いやあ‥）
あからさまに露出された秘部に向けられる視線を美知は痛いくらいに感じていた。
それでも美知は秘部を両手で広げた姿勢を曝し続けるしかない。
「じゃあ次、いこうか。前の方は良～く分かったから、今度は後ろだ。」
「いいね。美人スッチーの肛門、よ～く見せてもらおうか。」
「こんな清純そうな顔してるスッチーが、今度はケツの穴丸出しだってよ」
「はははは、それじゃ、四つん這いになってもらおうか。ほら、早くしな。」

（‥こ‥、こんな格好、あ‥あんまりよ）
美知は言われるがままに、両手を前について、四つん這いの姿勢を取った。
大勢の乗客達が見守る中、全裸で犬のような格好を強いられ、
惨めさと恥ずかしさで止め処なく涙がこぼれてくる。
「これじゃあよく見えない。」
「もっと脚を大きく開け‥もっと、大きく‥そうだ。」
「それから、肘を付けて、もっと尻を高く突き上げろ。‥もっと高く‥そうだ、背中を反らせ。」

そして‥これ以上はないという程の男達が望む恥辱の姿勢が完成した。
美知は、四つん這いのまま脚を大きく開き、お尻を高くして身体を反らせている。
尻の穴も、前の穴も男達、そしてカメラに向かって曝けだす姿となった。
「すごい格好だ。オマンコもケツの穴も丸出しで。恥ずかしい所を全部見て下さい、ってか。」
（ああ‥こ、こんな格好‥いや‥もう‥許して‥）
そんな男達の声で美知は、自分がどんなに恥ずかしい格好をしているのか、嫌でも思い知らされるのだ。
そんな美知に、男達は追い討ちをかける。
「せっかく恥ずかしい穴を二つとも丸出しにしてるんだから顔を隠すなよ。顔を上げて後ろを振り返るんだ。」
（‥くっ‥ぅぅぅぅ‥も、もう‥許して‥）
どんな、卑劣な要求にも、美知はただ従うしかないのだ‥

「それじゃあ、次は肛門を開いてもらおうか。」
しばらく美知の恥ずかしい姿を堪能してから、男が言う。
「両手を後ろに回して肛門を開け。」
美知は自らの手で肛門を開かされ、最も恥ずかしい穴の奥まで覗き込まれることになった。
（‥‥‥っ、いやっ‥）
美知は屈辱を噛み締めながらも、言われるがままに両手を後ろに回して肛門を開いた。
「ああ‥ 」
自分でも見たことのない秘部を晒している恥辱に、美知は思わず喘いでいた。
（もうだめぇ‥こんな恥ずかしい格好‥耐えられない‥、あっ！‥だめっ‥ど、どうしよう）
この世のものとも思えない卑猥な行為を強要されて、美知の身体に恐れていた事態が起こっていた。
しかし、そんなあってはならない恥ずかしい身体の事情を男達は見逃してはくれない。
「おい、美人スッチーさんよ。前の穴から、次々と溢れてるぜ。」
ひとりが声をあげるともうひとりの男も、にやにやしながら美知の恥部を凝視してくる。
「ほんとだ。すごい事になってるぜ‥てことは、二つの穴見られて、感じてるって事だろ。」
「困ったね。本当にこんなに濡らしてるよ。見られて喜ぶなんて、露出狂なんじゃないか。」
「ぐっしょり濡れてるぜ。見てるうちにどんどん濡れてきてないか。」
（お願い、見ないで‥‥そんな、ひどいこと、言わないで‥）
恥ずかしい身体の反応を指摘され嘲られる恥辱に、この場から消えてしまいたい想いだったが、
それも今の美知には叶わぬ願いだった。
男達の指摘どおり、美知は身体の奥から、恥ずかしい愛液が出てくるのをはっきりと感じていた。
（ど、どうして‥こんなに‥私‥、‥なんで‥）

「もう、こんなになっちゃってるなら、なんとかしてやるか。」
「そうだな。一度、イカせてやるか。」
美知の開いた股間を眺めて笑みを浮かべながら、男達が言った。
（‥えっ‥何を言ってるの‥　身体を触られるのは、いやよ‥絶対‥）
男達の言葉に美知は震えた。
しかし‥許されるはずもない。
（‥あ、ああ、いやぁ‥こ、こんな‥許して‥）
指示どおりに今度は仰向けになり、両手を上げて足を開き‥Ｘ字型となる姿勢をとらされた。

「も‥もう‥私‥我慢できないん‥です。‥お‥お願いです‥私を‥イカせて‥く‥ださい」
そんな卑猥な言葉を男に言わされ、そのままの姿勢で動くなとキツく言われた美知は、
首を左の肩につけるようにしてその恥辱に耐えていた。
「そうか、お願いしますか。じゃあ、始めるか。」
その声とともに、美知の体に男達の手がまとわりついた。
「‥ん、んぐっ‥、あっ」
両胸を揉まれ、秘部に指を挿入され、太腿を揉みしだかれ、美知は呻き声を上げた。
（い、いやあっ、やめてえっ‥ああっ‥）
先程までは美知を嘲る言葉が聞こえたが、今はぱたりと止んでいた。
ひたすら、美知を責める男の息遣いだけが聞こえている。
２人の男の手が同時に美知の体にまとわりつき、急所を責め立てているのだ。
小ぶりの乳房にのびる手はその敏感な乳首を摘んだかと思うと、乳房をねちっこく揉みしだく。
秘部にのびる手は陰核を摩り、挿入された指は次第に激しく出し入れされるようになっていく。
そしてカメラを構えていた男も、もう我慢できないというように手を伸ばして美知の体中を刺激しはじめた。
「‥あ、ああっ‥いっ‥うっ、うぅ‥」
必死に襲い来る快感に抵抗していた美知から、押さえ切れないように喘ぎ声が漏れ出した。
「‥あ、あはぁ、‥ん、んぐぅ‥ふ、ふああぁ」
美知は体中の性感帯を責められ、快感の波の中に自分が陥っていくのを感じていた。
動くなといわれた美知の体は、堪らずに激しくのたうってしまっていた。
「だ‥だめぇ‥いや‥いやっっ‥あぁん」
美知の体は面白いように淫らな責めに反応し、美しい肢体は悶え跳ねていた。
次第に美知を責める手の動きがさらに激しくなる。
「あ、あああっっ‥　い、いやっ‥」
美知はいよいよ、というところまで追い詰められた。
「あ、あううぅ、ひ、ひっ、はぁぁん、」
顔はのけ反り、口は開きっぱなしとなって、絶え間無く喘ぎ声を漏らしていた。
そして、悲鳴のような喘ぎ声の間隔がどんどん短くなっていく。
「すごい乱れっぷりだな。あそこをヒクヒクさせちゃって。もったいぶってないで、早くイッちゃえよ。」
男の愉快そうな声が響いた‥次の瞬間‥
「そ、そんな‥あぁ、あは、だ、だめ、だめぇっ、あ、ああん‥い、いぃ‥ああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その瞬間をむかえた美知は、大きな声を上げると、そのまま体を硬直させた。
意識を失っていく中で、美知は、男たちの呻きと、乗客達の安堵の溜め息を聞いた気がした‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「美知さん‥美知さん‥」
しばらくして、その声で美知は意識を取り戻した。
（あ、ああ、‥わ、私‥なんていうことを‥）
卑劣な男達の手による性的な快感に屈し、声をあげながら絶頂に達する姿を、
慎也に、そして乗客のみんなに見られてしまった‥
美知はあまりの恥ずかしさにどうしていいか分からずに‥頭の中は混乱したままだった。

「美知さん、しっかりするんだ。美知さん。」
（えっ）
ようやくそれが慎也の声であることに気づいた美知は、ハッと我に返って目を開けた。
「よかった。美知さん。気がついたんだね。」
慎也が美知を抱え込んだ。
「ああ‥、意識が戻ってよかったわ。」
続いて、心配そうに美知の顔を覗き込んだ美沙から、意識を失っている間の事を聞かされた‥。

男達が美知の痴態に夢中になっていたその隙を見つけて
美沙が羽交い絞めされていた男を振り払って逃れ出た‥その時
これが最後のチャンスとばかりに、慎也が猛然と男達に襲い掛かった。
美知を責める事に夢中になっていた男達は、あっという間に慎也に殴り倒された。
そしてハイジャク犯の男達４人は機内の男達に取り押さえられたのだ。
それが‥意識を失っていく中で美知が聞いた、男たちの呻きと、乗客達の安堵の声の答えだった‥。

飛行機は無事、空港に到着した。
乗客にはひとりのケガ人もなく、４人の男達は空港で待構えていた警察に逮捕された。
美知にとって悪夢のようなフライトはこうして終わった。
安堵した表情で飛行機を降りていく乗客達‥‥
しかし、搭乗する時に、美知の美しさに感嘆していた乗客の男達の瞼の裏には、
つい先程までの美知が演じた痴態が鮮明に残っているのだ。

美知は自らの手で裸体の隅々までを晒し、男達から受けた性的な快感に屈してしまったのである。
男達に暴行されたり、犯されてしまったわけではない‥それがかえって恨めしい。
ただただ、取り返しのつかない程の恥ずかしい心の傷を負う事になったのである。
結果的には、（自ら淫らな姿を乗客達に見せ付けた淫乱な女）‥という風に映ってしまわない事もないのだ。
縛りあげられたり、痛めつけられたりしたのであれば‥もっと心に負う傷は小さかったにちがいない。
乗客の美知への想いや同情も、こんな卑猥なものではなくもっと違った形のものになったであろう。
こんな大勢の人達に‥全裸で‥自分から全てを晒して‥
信じられないほど卑猥な格好で‥卑猥なことを言って‥
自慰まで見せて‥イク瞬間の淫らな姿まで晒して‥
もう‥とても、恥ずかしくていられない‥
美知は意識を取り戻してからも、慎也の顔も、一度もまともに見ることなどできていないのだ。
（あんな恥ずかしい格好で‥恥ずかしい反応を‥みんなに見せつけた淫乱なＣＡ‥）
美知には、飛行機を降りていく男達の視線がそんな風に言っているようにさえ感じてくるのだ。
（み、みんな‥ひどいわ‥わ‥私‥‥あぁ‥ど‥どうしましょう‥）
まだ痙攣の残っている秘部の余韻を恨めしく感じながら、美知は俯くことしかできなかった‥

（キャビンアテンダント陵辱　おわり）