第１２話〜令嬢姉妹の性〜　（２０１５年６月２１日）
-----------------------------------------------------------------

…あの日から、すでに３年の月日が経っていた…

今日は美穂の２６歳の誕生日である。
真次郎は招かれて、美穂の家を訪れていた。

美佐子は今から２年前、美知も１年前に親の勧めに従って大手企業の御曹司と結婚していた。
いっぽうで美穂は末っ子の可愛さ自由さから、急いで縁談を勧められることもなく、
今では課長に昇進した真次郎を彼氏として付き合っていることを認めてもらっている。
もちろんそれは美穂の家族への手前の形式上の事であり、本来の恋人同士の関係ではない。
それは、あの頃と変わらず３姉妹と真次郎の秘密の関係が今も続いていたからである。

美穂の誕生日を祝うため、美佐子と美知も美穂の義兄達とともに訪れていた。
美穂の誕生日のディナーを済ませた後、美佐子と美知は実家に泊っていくことになり、
二人の旦那達は妻を残して、それぞれの自宅に帰っていった。
あの日と同じように３姉妹と真次郎とは、誕生日パーティーをするとして離れへ入ったのだ。
真次郎がこの離れへと招かれるのはひと月ぶりのことになる。
なにかと口実をつけては、４人は月に１度程度はこの離れで共に過ごしていたからである。


「さぁ、真次郎さん。早くぅ。もうたまらないの。」
「主人たら、堅物なだけで、最近は特にあちらの方は、まるで…なのだもの。」
「お姉さま、わたくしも。ほんとに主人たら、ここのところ全然だめ…。」
優雅な結婚生活を送っている二人の姉たちであったが、夜の生活の方はまるで満足できていない。
月に１度、自分達が育てた性の玩具たる真次郎とここで過ごすのがそのはけ口なのである。
美穂にしても、あのとてつもないオルガスムスを知ったあの日から、後戻りなどできなかった。
真次郎との男と女の関係なくしてはいられない身体にもうなってしまっている。
美穂にとっては、令嬢として慎ましく過ごさなければならない日常の中では
真次郎と姉達とともに、激しく乱れるここでの行為だけが自分を解放させることができるのだ。

３姉妹は離れに入ると、真次郎を裸にさせて悪戯をはじめていった。
全裸になった真次郎は、両手を後ろに組んで股間のものをあらわにしなければならない。
あの頃から決められているルールのままであり、そうして３姉妹は真次郎の包茎を弄ぶのだ。
「ああ、これよ、これなのっ、楽しいわ。わたくしやっぱり包茎って好きなのかも」
「美知さんの旦那様は露茎なのね。うちの人のは半分位は被ってるけど…、うふふ。」
「うふっっ…。もう、お姉さま方ったら…。わたくしは真次郎さんのものしか知らないのにぃ。」
姉妹達はそんな風に戯れながら、それぞれが思う存分真次郎のものを弄んだ後は、
自分達も身に着けていた全てのものを脱ぎ捨てて、
例の亀頭部分だけを覆うタイプのペニスサックを真次郎に装着していく。
包茎の皮を根元まで剥きあげて先細りの亀頭を露出させてキャップを被せていく。
そして根元でたっぷりと余っている包皮を引き寄せて、先端までずっぽりと被せると、
最後は余った包皮の先端を瞬間接着剤で接着して、性の玩具たる真次郎の完成である。

そして、全裸の美令嬢姉妹３人がベッドに横たわった。
今度は真次郎が３姉妹を楽しませる番なのである。

　

相変わらず美しいそれぞれに趣の異なる３人の裸体である。
姉妹達は真次郎の行為に身を任せている。
真次郎は美佐子の貧乳の頂へ舌を這わせて、
右手では美知の微乳を、そして左手では美穂の巨乳を揉みしだく。

３姉妹へ続ける前戯の愛撫が佳境に入ったあたりで、
何を思ったのか、真次郎は仰向けとなっている美佐子の、その胸のところに跨っていった。
いつも姉妹達に責められてばかりの行為の中で、今日の真次郎には遂げたい事があった。
美佐子の上に跨った真次郎は、そのあるかなきかの扁平な乳房の膨らみに、
ずっぽりと包皮に包まれた亀頭を押しあてて、
グリグリと突き入れていったり、 尖り勃っている大粒の乳首に、
裏筋のあたりや陰嚢の袋を押しあてて、なぞりまわしたのだ。
そうしては両手は形も大きさも柔らかさも異なる美知と美穂の乳房を揉みつづける。

「ああ…そんな、無理よ…。わたくしのおっぱいでは挟めない…ああっ」
真次郎のそんな思いもよらない行為に美佐子が自嘲気味に喘ぐが、
パイズリとはちがった趣の快感が真次郎を襲う。
責められる側から責める側に回って、
年上の人妻であるにもかかわらず、可憐な少女を凌辱でもしているような、
今夜初めて味わう男の征服本能が満たされるような快感に真次郎のモノが歓喜するのだ。
美穂と美知のそれぞれの乳房の感触を楽しみながら、美佐子の乳首になぞられる裏筋や陰嚢に、
甘痒い疼きが走り、えもいわれぬ昂奮に包まれて、たまらない。

初めて真次郎に貧乳を晒したときもそうであったが、
羞恥のあまり全身を朱色に染めて身を捩り、かそけき声を洩らしながら、
羞ずかしげに喘ぐ、 その美佐子の姿が男の征服本能や凌辱願望を擽ってやまないのだ。
美佐子の旦那は、この貧乳をどのように思っているのだろう。
旦那に貧乳を晒して弄ばれるときも美佐子はこのように羞恥の姿を見せるのであろうか。
などと思いを侍らせて、一層興奮が高まる真次郎なのである。

真次郎にとっては、美知の微乳も、もちろん美穂の巨乳も、
そして美佐子のそんな貧乳も、どれもたまらない宝物なのだ。
令嬢姉妹達の罠に落ち、玩具とされた我が身であったが、
かえってそれは、自分ほど幸せな男はいないのではないかとさえ思えるのである…